John Gruber氏、AppleからOS X Mountain Lionについて1対1の説明を受けていた事を暴露
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John Gruber氏のブログ、Daring Fireballのエントリー「Mountain Lion」の中で、OS X Mountain Lionが発表される1週間前にマンハッタンのホテルの1室で、Appleのワールドワイド・マーケティング担当シニアバイスプレジデントのPhil Schiller氏、コンピュータソフトウェア担当Brian Croll氏、Mac担当広報ディレクターBill Evans氏からOS X Mountain Lionについて説明をうけたと伝えています。
また、5by5のポッドキャストに出演したJohn Gruber氏は、他に誰がいたか?情報解禁時間までまったく情報が漏れなかった事などを語っています。
この内容で一番驚いた事は、T0エリアジャーナリストはPhil Schiller氏自ら説明を行っていたことです。
選ばれた記者が事前に製品を試す機会が与えられ、製品が発売される前に記事を公開する慣例はSteve Jobs氏がずっと行って来たことですが、iPhone 4Sになって、それらに技術系ブログメディアが加わるようになり、Steve Jobs氏が懇意にしている記者ではなく、Phil Schiller氏の部署が選んだ記者あるいはメディアへと変わったことは感じていました。
今回、一斉にOS X Mountain Lionの記事を公開したメディアのうち、MacworldのJason Snell氏による「Hands on with Apple's new OS X: Mountain Lion」、EngadgetのBrian Heater氏による「OS X Mountain Lion (10.8) in-depth preview」、CNETのJosh Lowensohn氏による「Apple Mac OS X 'Mountain Lion' takes more bites out of iOS」は、OS X Mountain Lion DP版を実際に使用した記事が掲載され、日本を含めて他は同じスクリーンショットを使った記事が掲載されています。
さらにCNETのKent German記者による「OS X Mountain Lion」と、The VergeのNilay Patel氏による「Apple OS X 10.8 Mountain Lion preview: Notification Center, iMessage, AirPlay and more」は、OS X Mountain Lionの実働デモを動画で公開しています。
Steve Jobs氏時代に先行プレビューを書いていたAllThingsDのWalt Mossberg氏は今回書いておらず、New York TimesのDavid Pogue氏は、テキストのみとなり、どの記者が、どこまで書けるのか?のレベルが変わってきていることを伺わせる貴重な資料だと思います。
なお、John Gruber氏は発表までまったく漏れなかったと語っていますが、中国では漏れていました。