Adobe、米国225社のWeb訪問調査から、クリックアトリビューションモデルの効果が高いのはFacebook
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Adobeが、米国225社の17億回Web訪問調査から、Facebook、Twitter、Pinterest、Tumblr、Blogger、YouTube、およびYelpを含む主要なソーシャルメディアサイトからのWebサイトトラフィックの影響をマーケターがどのように測定しているかを検証した「Why marketers aren’t giving social the credit it deserves」を公開しています。
ソーシャルメディアにとってはファーストクリック属性モデルの方が優れており、ラストクリック属性モデルでは、消費者の行動に最も影響を及ぼすマーケティングチャネルは消費者が訪問または購入を行う直前のものであることが前提で、ファーストクリック属性モデルでは消費者が最初に接触したチャネルが最も影響を及ぼすと考えられています。
ソーシャルメディアはブランドが認知を高め、購入プロセスの早い段階において見込み客や既存顧客をエンゲージすることのできる環境を作り出すが、ラストクリック属性モデルではこのような早い段階のやり取りの価値が無視され、顧客が購入プロセスの後半の段階で使用するチャネルを過大評価し、認知拡大、エンゲージメント、および顧客とブランドとの間の継続的な関係を作り出す上でその他のチャネルが果たす役割が過小評価されると説明しています。
これに対し、ファーストクリックアトリビューションモデルでは、このような早い段階のやり取りがより大きく評価され、このラストクリックとファーストクリックモデルとの違いは大きく、企業がソーシャルメディアに充てる予算の配分に影響を及ぼす可能性があると分析しています。
小売店を対象とした調査では、ファーストクリック/ラストクリックアトリビューション共にFacebookがどちらも高い収益を出す事が分かったが、急速に成長しているPinterestは、ファーストクリックアトリビューション効果は6位だが、ラストクリックアトリビューションではTwitterよりも高い2位に位置していると報告しています。
メディアを対象とした調査では、Bloggerが1位となり、Facebook、Twitter、Youtubeなどの数値は似通っているとも報告されています。