D10 Conference:Tim Cook CEO、我々はWWDC2012で、いくつかの素晴らしいものを紹介する
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D10 Conferenceにおいて、Walt Mossberg氏、Kara Swisher氏によるTim Cook CEOへのセッションが行われ、Kara Swisher氏が来週何を発表するのかの質問に対して、Tim Cook CEOは答えられないと述べ、では(WWDC2012)何をしに行くのか?の質問に対して「我々はいくつかの素晴らしいものを紹介する。きっとそれを気に入ると思う。」と語っています。
Tim Cook CEOは、Steve Jobs氏から多くの事を学んだと話し、Appleはとてもユニークで優秀な文化を持っていて、過去を振り返らずに前を見る事を我々に教えたと述べています。
D10出演中のTim Cook氏「Appleでの素晴らしい時間を毎分楽しんでいる」とのこと。会社はとてもヘルシーで、適切ないくつかの四半期を過ごしてきた。(新体制になって)始めの半年で、7000万人以上がiPhoneを手にしている。iPadは信じられん。我々は一回表の最中」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「Appleを知らなかった人々に、iPodがAppleを紹介した。またAppleを仏、英、豪、独の人々に紹介した。2007年、iPhoneはAppleを中国、中東、ロシア、中南米に紹介した。素晴らしい製品が、世界にAppleを紹介してきた。」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Q 翌週に何が来る? Apple CEO Tim Cook氏「いい質問ですが、今応えられない。いくつかの素晴らしい製品です!」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「私は常にタブレット市場がPC市場より大きくなると信じてきました。多くの人に笑われましたが、今日ではそう思う人がより増えていると思います。聴衆の皆さんもPCよりiPadを使う人が多いはず。私はMacが好きだがより多くの時間をiPadで過ごしています。」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏の「冷凍庫とトースターを融合させられるけど、我々はそんなモノを来週発表しないよ」というのは、Ultrabookの、タブレット+ノートPCの融合的なコンセプトに対しての否定ですね。素直に受け取ると、タッチパネルなMacBookは出さないよということだけど、果たして。
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「Steveから多くを学んだ。あの日は人生で最も悲しい日だった。予測できたこととはいえ、信じたくなかった。しかし昨年末のある日、もう目を覚ます時間だと言った。悲しみは強い決意へと変わった。余計なモノは脇に追いやり、多くのことを最高の状態で実行する」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「可を認めるな、良を目指せ。これが深く浸透している。Appleには非常にユニークな、エクセレンスのカルチャーがある。Steveは私に、楽しみは度の中にあると語った。また我々全ての人生もはかない、と。明日は保証されていない。だから得たモノ全てをつぎ込むのだ、と」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「Steveは過去にとらわれるな、未来に集中しろ、と。もし何かが良かったり酷かったとしても、前に進み続け、過去を忘れ、次のモノを作る。もし自分が変化を認めないとすれば、それはAppleのカルチャーだ。特別でユニークで、マネできない何か。決して万人受けするものではない。」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「Steveは、私はWaltが亡くなったときディズニーで何が起きたかを目撃した、と語った。会議で「Waltなら何をするだろう、どんな判断をするだろう」と言っていた。そして私の目を見て、そんな事はするな、正しいことをしろ、と。変化があるか? Yesだ」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「ただSteveはとても素早く物事をひっくり返す。だから人々は、1年前に180度反対を言っていたことを忘れてしまう。(Kara:彼は何度もステージでやってましたね)あれは芸術的だよね!彼がひっくり返すところを何度も、毎日見てきた。あれは変化を勇気づけてくれる置き土産だ」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「私の慈善に対する信念は、ケネディが信じていたように、多くを与えられた者は、多くを期待された者だということ。〜 ソーシャルチェンジ、サプライヤーへの責任。環境負荷。我々はこれらについて透明性をもたらし、我々がやれば、他の人たちもこれに習うことになるだろう。」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「(なぜAppleの工場は1つも中国にないのか?)10年以上前に他社よりも上手くやる方法として決めた。いくつかの事柄はAppleよりも他社の方が上手くやれる。製品製造はその中の1つだ。生産技術、エンジニアリング、サプライチェーンマネジメントは全てAppleがやっている」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「(生産の米国回帰について)そうできればいいと思う。iPhone・iPadのエンジン(A5チップ)は米国向けだけでなく世界向けにオースティンで作られている。ガラスはケンタッキーで、やはり世界向けに輸出している。(中国は)最終組み立てに集中している」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「アプリ開発が現在の主流。何千もの人が開発している。この領域の経済は数年前には存在していなかった。現在、モバイルアプリで驚くべきイノベーションが起きている。PCでのイノベーションの場合、企業によるPCのイノベーションを押しつけられる。しかし(モバイルでは)わずかだ。」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「(特許戦争について)イライラさせられる。我々に言わせれば、Appleは世界のための開発者ではないという点は重要だ。もしあなたがエンジニアなら、手柄を横取りされることほど最悪な話はない。我々はただ、人々がAppleから盗まず、自分の発明をして欲しいということだ。」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「(Appleはスマートフォンを)別に支配していない。我々が考える最高の電話があるだけ。膨大に普及した2つのOS、iOSとAndroidがある。Windows Mobileも船出しているし、以前巨大な企業ユーザーを抱えるRIMもある。私はこの状況は変わりうると思う」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「我々はまだスマートフォン革命の初期段階にいる。この3年間に10億台の市場ができあがり、数年後にはスマートフォン以外の電話を目にしなくなるだろう。大きな可能性があり、変化しうることは明白だ。」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「我々が目指すは最高の製品を作ることで、目標は、価格やスケジュールにフィットするデザインをすることでも、電話のラインアップを充実させることでもない。最高の製品を作るための支配的な信念があり、だからこそ、もしもっと出来る事を見つけられたなら、それは素晴らしいことだ。」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「我々の強みの1つは(機種が)分断化されていないことだ。iOSで驚くべきは多くの人数が最新のOSを使っていることだ。AppStoreはシンプルで簡単。1つの画面サイズ、1つの解像度を持つ、1つの電話があるだけ。iOS向けに開発するなら、とてもシンプルだ。」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「(なぜ$99 iPhoneを作らない?)我々はのんびりと構えて『$49のiPodが必要だね』なんて言わない。『すごいクールなShuffleと呼ばれるモデルが作れるかも』というだけだ。もし素敵な製品が違う価格帯だったら、それは素晴らしいこと、というだけ」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「我々は依然Apple TVのビジネスを続けている。それは我々にとって日常だ。とある企業のような、趣味ではない。もし低調だったり大きな成功がないなら、他にエネルギーを注ぐ。我々はApple TVに夢中。市場規模はiPhoneやMac、音楽、タブレットの比じゃない」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「Apple TVは昨年、280万台を販売したが、今年は6ヶ月で270万台。1080p対応とムービーin theクラウドがそれを支えている。キーはエコシステムだ。ここが、我々の強い関心だ。私のテレビで見ているモノの全てはApple TVを通じてやってくる。」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「(Apple TVは)気に入っている製品だ。しかしApple TVについては今後どうなるか見続けるべき何かがあると考えている。ハリウッドと良い関係にある。コンテンツ保持者を尊敬しているし、彼らをだまそうとはしない。人々にシンプルでエレガントな方法を提供したい」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「Appleはコンテンツビジネスに参入すべきではないと思う。既に3000万曲もの楽曲がある。映画、TV番組は国ごとの権利が分かれるため少し難しい。コンテンツ取得は問題ではない。コンテンツを作ることではなく、よりたくさん売れる場を提供することだ」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「Facebookは素晴らしい会社。我々も良いアプリがある。我々の関係性は密だ。我々は顧客が求めることを実現するシンプルでエレガントな方法を提供する。FBユーザーの誰もがiPhone/iPadを使っている。彼らに最も良いFB体験をして欲しい。なので、注目していて下さい」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「(Siriについて)世界で最も人気のある製品の、最も人気のある機能の1つ。しかし、出来る事はまだある。数ヶ月後に見るであろう機能に非常に満足するはずだ。単なる音声認識ではなく、コンテクストを読み取る。また彼女には個性がある。多くの人のベストフレンドになる。」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「Steveは賢くビジョナリーだった。私は彼の代わりになれると思っていないし、そのことを重荷に感じたこともない。それは私ではないし、人生のゴールでもない。地球上で最も賢く先進的な人々との仕事をするのは素晴らしい。Appleでの毎分を愛おしく思い、まるで酸素のようだ」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「昨今のAppleで、誰がキュレーター?)我々には特権がある。経営チームの多くは2桁年一緒に仕事をしてきた人々だからだ。お互いをよく知り尊敬し合っている。キュレーターの役割は変動する。常に動いている。」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「Steveは誰ひとりとして全てができる人はいないと言う。あなたの胸に『S』と書かれてなくて、マントがないのなら。彼は素晴らしい人々を会社に連れてきて、その基準を決めた。これが素晴らしい会社を作った。彼の魂は常に会社のDNAとしてある。」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「(ゴールは?)ただただ素晴らしい製品を作ること。特別な利益目標などはない。素晴らしい製品作りをすることで、他のことはついてくる。利益や株価などをゴールにしている会社は集中できないし、より良くすることはできない。」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012
Cook氏「(Apple以外で尊敬する人や会社は?)もし私のオフィスに来たら、ボビー・ケネディーやマーティン・ルーサー・キングが見られるだろう。CEOで素晴らしい仕事をしているのは、ボブ・アイガーと彼がディズニーでしたこと。彼がAppleのボードに入ったことはとても大きな幸運。」
― 松村太郎さん (@taromatsumura) 5月 30, 2012