内閣府「平成24年度青少年のインターネット利用環境実態調査報告書」を公開、青少年のスマートフォン所有率約30%増加
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内閣府が、平成24年11月1日〜11月11日の期間全国の10歳から17歳までの青少年3000人を対象に調査を行い、有効回答数1,867人(62.2%)の結果による「平成24年度青少年のインターネット利用環境実態調査報告書」を公開しています。
その中で「携帯電話の利用状況」によれば、学校種別にみた場合、学校種が上がるほど、「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」を 持っていると回答した青少年が少なくなり、小学生では約6割(59.2%)であるが、中学生 では2割台前半(22.3%)、高校生では1割未満(7.0%)となっているが、一方で「スマート フォン」を持っていると回答した青少年は、学校種が上がるほど多くなり、小学生では1 割未満(7.6%)だが、中学生では2割台半ば(25.3%)、高校生では5割台半ば(55.9%) となっているそうです。
性・学校種別にみると、「スマートフォン」は、小学生や中学生では男女の大きな差はないが、高校生では男子(59.6%)が女子(52.3%)よりも多くなっており、また「その他の 携帯電話」は、小学生(男子:27.5%、女子:36.5%)、高校生(男子:35.0%、女子:39.1%) でそれぞれ女子の方が多くなっていることが分かったそうです。
また「第4節 スマートフォンの利用状況」によると、現在利用している携帯電話がスマートフォンである青少年(368人)に、スマートフォン を持ちはじめた理由を聞いたところ、「利用したい機能やアプリがあったから」が 37.8%と最も多く、次いで「友だちが使っていたから」が 35.9%、「携帯電話の買い替え時期だった から」が 31.3%、「操作がタッチパネル式で使いやすそうだったから」が 27.4%、「外見が 魅力的だったから」が 21.7%、「画面が大きくて見やすそうだったから」が 20.4%と回答しているそうです。