Appleのソフトウェアエンジニアリングマネージャー木田泰夫氏が退職
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Appleのソフトウェアエンジニアリングマネージャー木田泰夫氏が退職されました。
1989年にアップルジャパンで日本語環境回りのAppleCJK テクノロジー インターナショナルテキストグループエンジニアとして活躍され、その後、Apple本社に転籍され、日本語環境のソフトウェアエンジニアリングマネージャーとなり、26年間という長いAppleエンジニアでした。
主な業績として、インライン入力の仕組み、日本語入力のための キーボード、プロフェショナル用文字セット規格、ヒラギノ書体の バンドル、タッチスクリーンデバイス上での日本語入力ユーザー インターフェース、日本語入力ライブ変換。また絵文字の国際化および電子書籍の国際化に貢献などがあります。
Language input interface on a device(US8949743 B2)など、日本語文字入力関連の特許の開発者としてクレジットされています。
今後はゆっくり過ごされるそうです。
木田泰夫氏との出会いは、今では考えられない、Apple主催のユーザーイベント「Happy Birthday Mac OS 8!」で、「MACお宝鑑定団 DANBO会長がアップルに聞く!」というコーナーイベントがあり、そこに日本語環境の開発チームの1人として参加していたのが最初でした。
その後、日本語環境、日本語フォント環境など色々とお世話になりました。
お疲れさまでした。
卒業のご報告:私、木田泰夫は米国の10月16日付で Apple Inc. を卒業いたしました。心躍るプロジェクト達を前に迷いましたが、家族との時間のために、一旦いとまを頂きます。(続く https://t.co/iftokE8XJV)
— 木田泰夫 (@kidayasuo) 2015, 10月 17