Apple、iOS 11やmacOS High Sierraの詳細技術を公開(制限事項含む)
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Appleは、WWDC2017におけるセッション「Platforms State of the Union」において、iOS 11は64bitアプリのみをサポートし、macOS High Sierraは最後の32bitアプリサポートmacOSとする方針だと明らかにしています。
2018年1月からは、Mac App Storeに登録する新しいアプリに関して、64-bit化必須となり、2018年6月以降はアップデートにもこれを適用するそうです。
なお、iOS 11では32bitアプリは起動できなくなるそうです。
基調講演で、写真Appからサードパーティのプリントサービスが利用可能になると説明していましたが、実際に利用可能になるのは「Ifolor」「WiX.com」「WhiteWall」の3サービスだそうです。
今後、サービスは増えるようですが、現状で日本語サービスを提供しているのは、WiX.comのみとなります。
iOS 11、macOS High Sierraは、動画圧縮規格の一つで、H.264/MPEG-4 AVCの後続フォーマット「HEVC/H.265」をサポートします。
また、 Nokiaの画像圧縮技術「HEIF」(ISO/IEC 23008-12)もサポートされます。
高解像度ファイルの扱いがし易くなり、また、露出情報を別保存することができるため、様々なフィルター合成処理が可能になるそうです。
iOSデバイス、Mac、iCloud間ではHEVC/HEIFを使用あすることで、ストレージ使用率を下げることが可能になります。
外部転送には従来のJPEGやMP4が使用されるそうです。
新しく「Vision」という技術が追加され、カメラに写った被写体に対して、人物だけでなく、持っている物を認識することが可能になるそうです。
例えば、男性がギターを持っている場合、ギターのステッカーが表示され、人物に対してミュージシャンであるとAI判定されて、ミュージシャン風のスタンプ処理が出来るそうです。
Tim Cook CEOが、将来の基礎となると話した「ARKit」に関して、サポートされるiOSデバイスは、iPhone 6s、iPhone 6s Plus以降、iPad Pro以降(A9チップ以上必要)となるそうです。
ARKitは、カメラからの情報と、GPSや加速度センサーの情報をCPUがリアルタイムに処理を行うことで実現するため、それなりのCPUパフォーマンスが必要のようです。
Metal 2に関して、Metal for VRによってVRコンテンツ作成が行える他に、360度動画編集や3Dコンテンツ作成が行えるそうです。
このことから、将来のFinal Cut Pro Xは、VR制作だけでなく360度動画編集が可能になるのかもしれません。