Phil Schiller氏、一部のサードパーティ製ペアレンタルコントロールアプリをApp Storeから削除した理由を説明
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MacRumorsによると、New York Timesが、Appleは、iOS 12に搭載したスクリーンタイム機能と競合するペアレンタルコントロールアプリをApp Storeから削除し、サードパーティアプリの参入を妨げているとの記事を公開したことに関して、MacRumorsの読者であるZachary Robinson氏が、Tim Cook CEO宛に、このことに関して懸念したメールを送ったところ、Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアヴァイスプレジデントPhil Schiller氏から、今回の件について説明するメールが届いたと伝えています。
Phil Schiller氏によれば、今回、削除対象となったペアレンタルコントロールアプリは、スクリーンタイム機能と競合するからではなく、モバイルデバイス管理(MDM)ツールで使用するプロファイルをインストールすることで機能実現しており、その利用方法に関して、Appleのレギュレーションに違反しているからだと説明しています。
セキュリティ調査会社によると、MDMプロファイルがハッカーの攻撃のテクノロジとして使用される危険性があることがわかっており、ユーザーのプライバシーとセキュリティを保護することはAppleのエコシステムにおいて最優先事項であり、消費者のプライバシーとセキュリティを脅かす可能性のあるアプリを許可しないという重要なApp Store ガイドラインがある。と説明しています。
Appleは、ScreenTime機能のように動作するApp Store でのアプリの提供を長い間サポートしており、Moment - Balance Screen Time、Smart Family Companionなど、多くのペアレンタルコントロールアプリがあると紹介しているそうです。
Update:Appleが「ペアレンタルコントロール
アプリケーションについての事実」を公開しています。