Variety:Apple幹部、Apple TV+は野心的なビデオベンチャー
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Varietyが、Apple TV+番組の責任者であるJamie Erlichts氏とZack Van Amburg氏へのインタビューを掲載しています。
2人は、2017年6月に、Apple TV+のテレビ番組制作のため、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンからAppleに転職しましたが、すでにハリウッドのスタジオで働いていなかったため、予算取り、国際配給、シンジケーションなど番組制作に必要なことがなにもなくなったことで、それらを一から構築する必要があったそうです。
2人は、方向性として、デジタルメディアの力も活用したAppleブランドにふさわしいサービスを構築することを原則とし、その結果、多くの部門間とのコラボレーションが実現したそうです。
2人は、数ヶ月間、週に何回もクパチーノに飛び、Apple TV+の成功に不可欠な様々なApple部門の責任者と会ったそうです。
エンターテインメント側でやっていることが、Appleの他のすべてにどのように適合するかを考えた結果「Apple TV+」が会社にとってシームレスであると感じる必要があることはわかっていたそうです。
Appleは、Apple TV+プロジェクトを開始するために2人を雇い、Creative Development部門、Original Content部門、International Content部門などを新設し、Amazon Studios、Netflix、Lionsgateなどのスタッフを多く雇用しています。
2019年に入ってからは、Film Acquisitions部門、Documentaries部門も新設され、その規模は大手テレビ制作会社レベルとなっています。
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