WWDC21:サードパーティアプリで空間オーディオ体験が可能に
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Appleが、WWDC21において、空間オーディオについてのセッション「Immerse your app in spatial audio」を公開しています。
空間オーディオと、Core AVFoundation playback API、WebKitを使用してそれを配信する方法について説明がされています。
空間オーディオのサポートは、オーディオビジュアルおよびオーディオのみのメディア ソースに対して提供されます。
マルチチャンネル オーディオは、現在提供されているステレオ AAC形式よりもはるかに高いビットレートで、制約のあるネットワーク帯域幅環境に両方を適合させる必要があります。
帯域幅が高品質のAV体験を提供するのに不十分な場合、オーディオはシームレスにステレオに変わり、アップミックスされ空間的な処理が行われます。
移行前に提供された場合、ヘッドトラッキングは維持されます。
その後、帯域幅が回復すると、完全なマルチチャネル空間処理へと復帰します。
macOS Catalina、iOS、iPad OS 13 では、http スキームで任意の URL を指定することにより、AVPlayerItem と WebKit ビデオ タグを備えた内蔵スピーカーを介して空間オーディオが提供されます。
macOS Big Sur、iOS、iPad OS 14 では、AirPods Pro と AirPods Max のヘッドトラック対応ヘッドホンのサポートが導入されました。
AVPlayerItem、AVSampleBufferAudioRenderer によるサポート、およびW3C Media Source Extensions (MSE) の限定的な WebKit サポートを提供します。
MSE パスには、空間化エクスペリエンスを調整するためのインターフェイスはありません。
ただし、Media Capabilities API セット内のAudioConfiguration ディクショナリを介して空間オーディオ サポートの可用性を検出するインターフェイスは存在します。