WWDC21:アクセシビリティで、グラフの全機能を提供できる「オーディオグラフ」を発表
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WWDC21において、Appleが、視力が悪いユーザーや色覚障碍のあるユーザーのために、グラフの全機能を提供できる「オーディオグラフ」機能について説明したセッション「Bring accessibility to charts in your app」が公開されています。
毎日データを使用する中で、財務、健康、目標など、さまざまなことについて意思決定を行っています。しかし、データを活用するためには、それを理解する必要があります。
グラフは、詳細に深く入り込むことなく、データが何を示しているかをすばやく理解できるので便利ですが、視力が悪いユーザーや色覚障碍のあるユーザーがチャートに本質的にアクセスできるわけではなく、それを見ることができないならば、視覚的なチャートに価値はありません。
アクセシビリティチームは、視力が悪いユーザーや色覚障碍のあるユーザーがデータにアクセスしやすくするために、何年にもわたって懸命に取り組んできたそうです。
オーディオ グラフは、VoiceOver ユーザーがダブルタップして押したままグラフ上をドラッグして、自分のペースでデータを聞くことができるインタラクティブ モードを提供します。
一時停止すると、VoiceOverはオーディオグラフ内のユーザーの現在の位置に対応するデータ値を読み取ります。
グラフをコンテナにするには、ChartViewでaccessibilityContainerTypeをオーバーライドし、semanticGroupコンテナタイプを返すだけです。