Apple、Google、Microsoftが生体認証標準規格「FIDO」サポート拡大にコミット
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Apple、Google、Microsoftは、FIDOアライアンスとWorld Wide Web Consortium(以下、W3C)が策定した共通のパスワードレス認証のサポートを拡大する計画を発表しています。
今回の技術標準の拡張により、ウェブサイトやアプリはエンドツーエンドのパスワードレスオプションを提供できるようになります。
ユーザーは指紋認証や顔認証、あるいはスマートフォンなどのデバイスに設定したPINを使った毎日何度も行っているデバイスのロック解除と同じ操作で認証することができます。
この新しいアプローチは、フィッシング詐欺からユーザーを保護し、パスワードやSMSで送信されるワンタイムパスコードのような従来の二段階認証などの技術と比較して、認証の安全性を根本的に向上させることができます。
Appleのプラットフォームプロダクトマーケティング担当シニアディレクターKurt Knight氏は、「私たちは、製品を直感的で高性能に設計するのと同様に、プライバシーを保護しかつ安全であるように設計しています。より優れた保護機能を提供し、パスワードの脆弱性を排除する、より安全な新しいサインイン方法を確立するために業界と協力することは、最大限のセキュリティと透過的なユーザー体験を提供する製品を開発するという当社の取り組みの中核をなすものであり、すべてはユーザーの個人情報を安全に保つことを目的としています」と述べています。