WWDC22:Appleでサインインで利用可能な Apple ID が拡大
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Appleが、WWDC22において、管理対象 Apple ID におけるAppleでサインインで利用について解説した「Discover Sign in with Apple at Work & School」を公開しています。
管理対象Apple ID は Apple School Manager や Apple Business Manager の所有者が管理しているIDで、これまでは Apple デバイスの管理のために利用されるのが主でした。
「Appleでサインイン (Sign in with Apple)」の認証システムが拡張され、それ以降は 管理対象Apple ID でもログイン認証が可能となります。
「Appleでサインイン」に対応しているアプリでは、コード修正は不要です。
アプリのログイン画面に表示される「Apple で続ける」をタップすると、管理対象AppleIDでログインしている端末においては管理対象Apple ID専用にデザインされたログイン画面が表示されます
管理対象Apple IDはメールアドレスと同じスタイルのID形式ですが、メールアドレスとして設定されていない事もあるので、メールアドレスに関する機能は自動で無効化されています。
管理対象Apple IDはメールアドレスと同じスタイルのID形式ですが、メールアドレスとして設定されていない事もあるので、メールアドレスに関する機能は自動で無効化されています。
Apple School Manager を利用している教育機関のために「Roster API」も提供されます。
Roster API を利用することで、アプリ開発者は「Sign in with Apple at Work & School」でログインしているユーザが、学生か、教員か、どのクラスに所属している人なのかという付加情報を取得する事は出来ます。
アプリ開発者がユーザの属性情報を取得できることでプライバシーの懸念が生まれますが、その対応として Apple School Manager の管理者は、管理画面において Roster API を利用しても良いアプリを設定し、セキュリティを保護する事が可能です。