コロナ禍でグルメサイト予約、横ばい。公式サイト、Google、SNS予約が増加傾向に
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TableCheckは、東京地裁がカカクコムに対して独占禁止法違反を認めた判決を出したことを受けて、コロナ禍前後の飲食店の予約チャネルの変容を、同社の予約データから分析した結果を発表しています。
予約・顧客管理システム「テーブルチェック」を利用する全国の飲食店約6,200店舗の予約データを2019年1月1日から2022年6月15日までで集計したところ、グルメサイト経由の予約はコロナ禍では横ばいであることが分かったそうです。
今回は、主要なグルメサイト5社と公式ウェブ予約人数の推移を比較し、コロナ前の2019年の予約動向は、グルメサイト全体(5社)の割合は55%前後で推移し、繁忙期では60%前後にまで上昇したそうです。
さらに、コロナ禍の外食需要喚起のために実施されたGoToEatキャンペーン期間中はその割合は70%弱にまで高まったが、その影響は2021年春ごろから落ち着きはじめ、その後はグルメサイト経由の予約は横ばい状態が続いており、平均して40~45%で推移しており、コロナ前から約10%も予約比率が下落していることがデータからみてとれるそうです。
一方、予約比率が増加しているのが、公式ウェブ予約とGoogle、Instagramで、公式ウェブ予約の比率はコロナ前は40%強で推移していたが、直近ではその比率を50%前後まで上昇させているそうです。
Google、Instagram両社は、コロナ禍で飲食店予約機能を充実させて以降、いずれも予約数を急速に伸ばしており、全体的な割合としては両社合わせて5%ほどと、まだ低い割合ですが、グルメサイト離れが進む昨今、この割合は今後さらに急増していくと考えらると分析しています。