Bloombergが、Appleのインダストリアルデザイン担当ヴァイスプレジデントEvans Hankey氏が退社すると伝えています。

Evans Hankey氏は、20年にわたり同社の象徴的なデザインチーフを務め、2019年からAppleの元CDOだったJony Ive氏の後任者となりました。

後任者は決まっておらず、スティーブ・ジョブズ氏が1990年代後半に会社の経営権を取り戻し、Jony Ive氏をその職に任命して以来、Appleが事実上のデザインチーフを失う初めての出来事となると伝えています。

Appleは、Evans Hankey氏の退社する予定であることを認め「Appleのデザインチームは、紛れもなくAppleである製品を想像するために、世界中から多くの分野にわたる専門家のクリエイターを集めています。」と述べ「シニアデザインチームには、数十年の経験を持つ強力なリーダーが揃っています。Evansは移行作業中も留まる予定であり、彼女のリーダーシップと貢献に感謝したいと思います。」とコメントしています。