リコー、PFUのイメージスキャナーブランドを「FUJITSU」から「RICOH」に変更すると発表(HHKBはこれまで通り製品名のみを維持する方針)
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リコーが、PFUの製造および販売するイメージスキャナーブランドを「FUJITSU」から「RICOH」に変更すると発表しています。
今回PFUのスキャナーは、リコーの複合機やプリンターとブランドを一枚岩にし、リコーとPFUのシナジー効果を最大化することを目的に、スキャナー全商品をリコーブランドに統一されることになります。
全世界のPFUとリコーの販売チャネルを通じ、オフィスサービスに強みを持つリコーのソリューションとの親和性を深め、スキャナーのさらなる付加価値をひろめるそうです。
PFUの村上清治代表取締役社長は、ScanSnapやfiシリーズ本体の左上にある「FUJITSU」ロゴが、2023年4月より随時「RICOH」に変更し、2023年8月末までには完了する計画だと説明しました。
リコーは、一時スキャナー製品を販売していた時期もありましたが、現在は販売しておらず、同社のオフィスプロダクツのジャンルとして販売促進を行っていく予定だそうです。
リコーのコンシューマ製品は、リコーイメージングが開発および販売する「デジタルカメラ」ぐらいしかない状況の中に、PFUの「ScanSnap」を組み入れ、リコーというグローバルブランドで展開することで、売上成長を見込んでいるようです。
なお、記者からHHKBにも企業ロゴをつけるのかと質問され、PFUの執行役員DI事業担当清水康也氏は、コンシューマキーボード製品である「Happy Hacking Keyboard」に関しては、これまでも、PFUやFUJITSUのブランドロゴ無しで販売氏続けられており、HHKBという製品ブランドの認知が高いことから、RICOHブランドを加えることにはしない方針だと説明していました。