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IDC:2023年第1四半期の世界PC出荷台数は前年度比3割減、Appleは40.5%減で最大の落ち込み

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IDC:2023年第1四半期 PC世界シェア

IDC:2023年第1四半期 PC世界シェア

IDCが、2023年第1四半期(1Q23)の従来型PCの出荷台数は、需要減退、過剰在庫、マクロ経済環境の悪化などの要因により、急激に減少したと発表しています。

IDCのWorldwide Quarterly Personal Computing Device Trackerの速報値によると、全世界の出荷台数は5,690万台となり、前年同期比29.0%の減少となったそうで、また、この速報値は、新型コロナウイルス主導の需要の時代に終止符を打ち、少なくとも新型コロナウイルス以前のパターンに一時的に戻ることを意味するとし、2023年第1四半期の出荷台数は、2019年第1四半期の5,920万台、18年第1四半期の6,060万台より明らかに少なかったと報告しています。

成長と需要の休止は、多くの工場が中国以外での生産オプションを検討し始めるため、サプライチェーンに変更の余地も与えています。一方、PCメーカー各社も年内の計画を練り直し、今年後半に予想されるライセンス費用の増加を受けて、Chromebookの注文を取り込み始めています。とはいえ、PCの出荷台数は、世界経済の改善が見込まれ、インストールベースがWindows 11へのアップグレードを検討し始める年末にかけて再び増加に転じるため、当面は苦しい状況が続くと思われます。

世界シェア4位のAppleは、2022年第1四半期のシェアが8.6%だったのに対して、2023年第1四半期シェアは7.2%となり、成長率40.5%減となったと報告しています。


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