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Apple、Vision Pro、Journalアプリの詳細を漏洩したとして元iOSエンジニアを訴える

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訴訟に含まれたスクリーンショット

訴訟に含まれたスクリーンショット

MacRumorsなどが、Appleは、AppleのJournalアプリやVisionOSヘッドセットの開発などに関する知られざる詳細を含む機密情報をジャーナリストや他社の従業員に漏らしたとして、元従業員を訴えたと伝えています。

2024年3月18日にカリフォルニア州裁判所に提起された訴訟(24CV433319.pdf)によると、2016年にiOSソフトウェアエンジニアとして入社したAndrew Aude氏は、5年間にわたり、Appleから支給された業務用iPhoneを使用して、当時未発表だったJournalアプリやVision Pro、製品開発ポリシー、規制順守戦略、従業員数など、6つ以上のアップル製品やポリシーに関する情報を漏洩したと訴状に書かれてあります。

Appleは、2023年4月Andrew Aude氏がウォール・ストリート・ジャーナルの記者との電話でiPhoneのJournalアプリの最終決定機能のリストを漏らしたと主張していて、同月、ウォール・ストリート・ジャーナルのAaron Tilley氏は「Apple Plans iPhone Journaling App in Expansion of Health Initiatives」と題する記事を発表しています。

Andrew Aude氏は、暗号化メッセージアプリ「Signal」を使って、同じジャーナリスト(Andrew Aude氏は「ホームボーイ」と呼んでいた)に「1,400通以上の」メッセージを送信したとされています。

また、ウェブサイト「The Information」の別のジャーナリストに1万通以上のテキストメッセージを送ったとされています。

Appleは、Andrew Aude氏の行為は「広範囲かつ意図的」だったと考えていて、Andrew Aude氏は、問題視していた製品や機能を「潰す」ために情報を漏らしたことを認めたとされています。

同社は、同氏の不当な情報開示によって、同社の機密情報や専有情報を論じたニュース記事が少なくとも 5 件掲載されたと主張し、こうした公然の暴露が、最新製品で「驚きと喜び」をもたらす同社の能力を妨げたと述べています。


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