The Vergeが、Podcast番組「Decoder with Nilay Patel」において、北京モーターショー2024において、新型EV「G580 with EQテクノロジー」の実車を出展したことに合わせ、メルセデス・ベンツ・グループのオラ・ケレニウス CEOへのインタビューを掲載しています。

オラ・ケレニウス CEOは、最近ChatGPTを追加すると発表した同社の「MBUX/COMAND システム」において、引き続きCarPlayのサポートは続けるが、次世代CarPlayを採用する計画はないと語っています。

その理由として、OSは車全体の頭脳の中枢神経系であり、インフォテインメントはその 4 つのドメインの 1 つと考えていて、新しいEクラスで採用した「MBOS 0.5」の完成版「MBOS 1.0」を2025年発売のCLAで採用する予定であることを明らかにし、インフォテインメント領域全体をメルセデス・ベンツ自身でプログラム開発しているからだと説明しています。

メルセデス・ベンツは、MBUXにGoogle マップを統合していて、Google と共同で、運転支援システムと組み合わせた車載マップの次世代版を開発しているそうで、これは、Google の最高のエンジニアと Mercedes の最高のエンジニアが専門知識を結集して次のレベルに引き上げた魅力的な製品になると語っています。

Appleは、WWDC22において「次世代のCarPlay」を公開し、次世代のCarPlay対応メーカーとしてメルセデス・ベンツが含まれていましたが、同社の採用計画は保留となったようです。