The Nationalが、Appleのカメラと写真アプリ担当ヴァイスプレジデントJon McCormack氏、カメラと写真担当シニアプロダクトマネージャーDella Huff氏、ヒューマンインターフェースデザイン部門担当シニアディレクターBilly Sorrentino氏へのインタビューを掲載しています。

次期OSであるiOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaで最も重要な再設計を行う予定の主要アプリケーション「写真」のセキュリティ対策を強化していると話したそうです。

Appleのデータによると、このアプリはiPhoneメーカーのエコシステムにとって極めて重要で、年間3兆枚以上の画像や動画を管理していて、Appleは、悪用を防ぐためのガードレールが存在することを保証しており、それがより広範なユーザーとの交流とAppleのデバイスエコシステムへの統合に有益になると説明したそうです。

Jon McCormack氏は「アプリケーションが初めてAPI（アプリケーション・プログラミング・インターフェース）を使用する際には、そのアプリケーションが何を求めているのかをユーザーに正確に伝えることを明確にしています。」と説明し「あるアプリがライブラリへのフルアクセスを要求した場合、ユーザーはその特定のアプリのために「特別な小さなサブカタログを作成」することができる。」と述べたそうです。

Della Huff氏は「コレクションにはアニメーションやサウンドエフェクトが追加され、説明文を入力することで新しいアルバムを作成できるようになった。」と説明し「新機能はクリエイターやインフルエンサーにとっても利点があり、コンテンツをより速く作成・投稿できるようになる。」と述べたそうです。

また「ワークフローは人それぞれなので、自動カスタマイズは本当に重要。」と述べ「一方、デベロッパーはアップルAPIの「堅牢なセット全体 」の恩恵を受けることができ、それを使ってアプリを拡張することができる。」と付け加えたそうです。

Billy Sorrentino氏は「私たちの機能、ユーザー、ライブラリが成長するにつれて、写真アプリの密度も高まっています。そのため、探し回るのではなく、ディープインテリジェンスに基づいたシンプルで合理的なシングルビューの写真エクスペリエンスを作りました。」と説明し「最終的に、我々は写真の使用方法における摩擦を除去したかった。と付け加えたそうです。

写真アプリの新機能には、特定の画像をより簡単に見つける機能、スクリーンショットのフィルタリング、重要なファイルをハイライトする新しいカルーセルスタイルの表示などが含まれます。

また、写真には、簡素化されたシングルビューのグリッドが適用され、月と年が下に表示されるため、ファイルをすばやく見つけることができるようになっています。

CollectionsはMemoriesのアップグレード版で、テーマ、イベント、人物ごとにファイルを分類してアルバムを作成してくれます。