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Apple、Genelec製スピーカーを50個配置したオーディオ研究施設を公開

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Fantasia Lab

Fantasia Lab

ABCニュースが制作する朝の報道番組「Good Morning America」が、Appleの秘密のオーディオ研究室を初取材しています。

Appleのハードウェアエンジニアリング担当シニアヴァイスプレジデントJohn Ternus氏は「通常、この場所にはカメラを持ち込めません。ですから、誰もが少しばかり幽体離脱したような体験をすることになります。」と説明した「Fantasia Lab」と呼ばれる場所は、Genelecの「SAMスタジオ・モニター & サブウーファー」を50個使用し、円形に組み立てられた施設で、日常生活を模倣した何百ものサウンド シーンを再生できる施設だそうです。

Appleは、この場所に補聴器、聴覚保護機能などの開発に協力するため、さまざまな聴力を持つ幅広い層の参加者を集めてテストを行ったそうで、Appleの聴覚健康担当主任エンジニアKuba Mazur氏は「聴覚プロファイルは人それぞれ少しずつ異なります。ですから、基本的に何百人もの人をここに入れて、何十回ものテストを実施しました。」と説明しています。


長波無響室

長波無響室

また、地球上で最も静かな場所の1つと考えられる長波無響室があり、チャンバーは、独立したスプリングの上に完全に独立した基礎の上に構築されており、壁は音響フォームウェッジで作られ、床はメッシュのステンレススチールケーブルで構成されているそうです。

これらの機能により、エンジニアはノイズや振動の妨害なしに正確な音響測定を行うことができるそうで、Kuba Mazur氏は「長波室のドアを閉めると、自分の心臓の鼓動が聞こえる人もいる。」と語っています。



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