マイクロソフト「外来語カタカナ用語末尾の長音表記の変更について」を発表
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マイクロソフト社が、「外来語カタカナ用語末尾の長音表記の変更について」を発表し、外来語カタカナ用語の末尾の長音表記を省かない事にすると発表しています。
今回の英語由来のカタカナ用語の長音表記において、末尾が-er、-or、-arで終わる場合に長音表記をつける形式に変更する理由については、平成3年6月28日に海部総理大臣が内閣告示第二号「外来語の表記」として告示され、文化庁のサイトに「? 撥(はつ)音,促音,長音その他に関するもの」として公示された内容が元になっているそうです。
従来は、外来語をカタカナで表記する場合、3音以上の単語の長音符号を取るという形式は、日本工業規格(JIS)の「JISZ8301:規格票の様式及び作成方法」に記載されている、附属書G(規定)文章の書き方、用字、用語、記述符号及び数字の、G6.2.2 英語の「表G6.3 外来語の表記に語尾の長音符号を省く場合の原則」(P.62)が元になっていました。
じゃあ、内閣公示を支持するのかJIS規格を支持するのかどうかですが、今回、マイクロソフトが発表した理由は、JISZ8301が、2008年06月20日に改訂され、専門分野の用語表記について、長音符号を用いても省いても誤りではないと注記が追加された事が理由になってるような気がします。
なお、今回表記方法が変更されるのは、マイクロソフトの日本語スタイル ガイドによると、314用語となっています。