やよいの青色申告 オンラインがMoneytreeに対応(ScanSnapも春にMoneytree対応予定)
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2015年1月29日にApple Store, Ginzaにて「iPhone、iPad、Macで完結させる、これからの確定申告」と題したイベントが開催されました。
イベントの司会は、テクノロジーライターの大谷和利氏によって行なわれ、弥生の岡本 浩一郎社長、マネーツリーの代表取締役ポール チャップマン氏、PFUのイメージビジネスグループ 国内営業統括部 販売推進部の山口篤氏、ファッションコンサルタントの市川渚氏らが参加していました。
今回発表されたのは、クラウドサービス「やよいの青色申告 オンライン」のスマート取引取込(YAYOI SMART CONNECT)に「Moneytree」が追加されたことでした。
この連携機能は、Moneytreeの有償サービスを利用している必要はなく、YAYOI SMART CONNECTからのAuthor認証によって接続されるため、一度認証が出来ていれば、取り込み実行を行なうだけで完了します。
なお、やよいの青色申告 オンラインは、Mac OS X(10.6/10.7/10.8/10.9)環境で、最新版のSafari、Mozilla Firefox、Google Chromeを利用する必要があります。
やよいの青色申告 オンラインは、Webサービスのため、iPhoneまたはiPadのSafariからもアクセスすることは出来ます。
しかし、推奨環境ではないため、オンラインのサポート対象外とのアラートが表示されます。
iPadからは、なんとかアクセスすることは出来ますが、iPhoneからの場合は、レイアウトが崩れてしまうため、基本的にMacからの利用に限定されます。
岡本氏は、PowerBook 170からのMacユーザーで、Macを使っている事から、Twitterアカウントに、弥生会計のMac対応鵜要望がもの凄く寄せられていたと話し、2014年1月に「やよいの白色申告 オンライン」を開始し、2014年10月から「やよいの青色申告 オンライン」を開始したことで、ようやくMacでも利用可能になたっと説明していました。
PFUの山口氏は、春にMoneytreeとの連携を行なう予定だと明らかにしていました。ただ、具体的な内容についての説明は行なわれませんでした。
個別インタビューなどを行なった内容としては、どうも何段階かにわけて連携サービス提供が行なわれるようです。
また、平成27年度 税制改正大綱が発表されことに関して説明があり、領収書、契約書の全てをスキャナ保存の対象にすることが出来るようになり、入力者等の電子署名が不要で、紙を廃棄することが可能になるが、スキャンした日付が正確なものであるかを証明する「タイムスタンプ」が必要という点に変更はないため、ただスキャンして紙は捨てるというだけではダメだという注意点がありました。
PFUとして、このタイムスタンプをどうするのかは検討中だそうです。
岡本氏は、Macだけでなく、iPhone、iPadや、その他のデバイスで弥生を動かすことは出来なくはないが、様々なデバイスの利用環境に最適化されたサービスやアプリとの連携を行い、選択肢を広げる方がユーザーに強いることがないと考えていると話していました。
岡本氏は、YAYOI SMART CONNECTに関して、デスクトップアプリケーションでも利用可能になる予定だと説明していました。
また、国税電子申告・納税システム「e-Tax」の利用環境として、OS X YosemiteのSafari 8が含まれていないとの質問に対して、近々に、やよいの青色申告 オンラインが「e-Tax」に対応する予定だと明らかにしていました。
今回のイベントで、YAYOI SMART CONNECTが、iPadやiPhoneを用いた低価格かつ高機能なPOSレジ「スマレジ」や「Airレジ」に対応していることを知りました。
レジシステムの取引データを会計データとして自動取込可能なのは、かなり便利だと思います。