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CES2016:Parrot、コンシュマー向け飛行機「Parrot DISCO」を発表

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Parrot DISCO

Parrot DISCO

CES 2016 Unveiled Las Vegasにおいて、Parrotが、コンシュマー向け飛行機として「Parrot DISCO」を発表し、参考出展をしていました。

Parrot社は業務用飛行機としては「eBee」を2014年のCESで発表していましたが、これは上空から航空写真を撮影して地図作成に役立てる GISの業務用機材と位置づけられていました。


この eBee とホボ同サイズのコンシュマー機として生まれたのが「DISCO」になります。

構造は本体後部に付けられた1機のプロペラで推力を、両翼に1つづつ付けられたエルロンによって旋回、上下動を行います。


Parrot DISCO

Parrot DISCO

滞空時間は1回のフル充電で約45分。飛行速度は最大で80km/h にも達するという事でした。

フライトはiOSなどの専用アプリで飛行計画を立て、その計画通り GPS を用いてフライトさせる事の他、Bebop Drone などで利用しているコントローラで操作することも可能です。「DISCO」の前部にはカメラを搭載。


このユニットは Bebop Drone に搭載されているカメラと同型であり、ソフトウェア的なスタビライズ処理やズーム機能を持つということでした。

ドローンとは異なり、飛行機は前進しかしない事と、高速に飛行するのでカメラ部分の上には「ピトー管」が搭載されており、ここで速度やピッチ角度をモニタすると説明されました。この事からも、飛行機は飛行機としてちゃんと設計して開発していることが分かります。

価格は未定。2016年中には発売を開始したいという事でした。


by Michio Higashi




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