2017 NAMM Show:Other World Computing、MacBook Pro (Late 2016)の底面設置可能な拡張ソリューション「OWC DEC」などを展示
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2017 NAMM Showにおいて、Other World Computingが、MacBook Pro (Late 2016)の底面設置可能な拡張ソリューション「OWC DEC」や、Thunderbolt 3接続ドック「OWC Thunderbolt 3 Dock」、USB 3.1 Gen 2仕様のUSB-C接続ポータブルRAIDドライブ「Mercury Elite Pro Dual mini」などを展示していました。
ブースでは、Larry O'Connor CEOが対応してくれました。
OWC Thunderbolt 3 Dockは、前面側にUSB3.0ポート、3.5mmアナログオーディオ入力/出力、SDカードリーダーが装備されています。
背面側には、USB3.0ポート x4、S/PDIF端子、FireWire 800ポート、Gigabit Ethernetポート、Thunderbolt 3ポート x2、mini DisplayPort端子、電源コネクタが装備されています。
Thunderbolt 3対応パッシブケーブル(0.5m)が同梱され、299.95ドルで2017年2月から発売されます。
FireWire 800接続にも対応しているため、かなりレガシー周辺機器を使用している方向けの製品だと思います。
OWC DECは初期段階のプロトタイプで、SDカードスロットがトラックパッドの中央あたりに装備されていました。
Webサイト上に掲載されている製品写真にあるような各種ポート類は装備されていませんでしたが、出荷製品版は、Webサイト上にあるような仕様になるそうです。
このプロトタイプは、MacBook Pro (15-inch, Late 2016)の底面カバーを取り替える形で装着する仕様で、MacBook Pro (15-inch, Late 2016)のThunderbolt 3ポートと接続するためのThunderbolt 3コネクタが右側に設置されており、それを専用ドングルで接続する仕様となっていました。
このプロトタイプレベルだと、2017年中に出荷出来れば良い方という気がします。
USB 3.1 Gen 2仕様のUSB-C接続ポータブルRAIDドライブ「Mercury Elite Pro Dual mini」も展示されていました。
2.5インチサイズ以下のSATA接続HDD、SDDドライブを2個搭載して、ハードウェアRAID構成で使用することが可能です。
RAID0、RAID1、スパンニング構成に加え、2つのドライブをマウント出来る単独ドライブケースとしても使用可能です。
ケースだけでも99.95ドルで販売されています。
Thunderbolt 3接続に対応したPCIe 拡張カードボックス「OWC Mercury Helios 3」も展示していました。
Mercury Heliosの上位版で、PCI Express 3.0 (Gen3)のリンク幅x4(8.0/4.0GB/sec)性能をもち、PCI Express x16のハーフサイズカードを2枚までサポートしています。
こちらは、価格や発売時期は不明となっています。
Thunderbolt 3接続で、SSDを2つ搭載したRAIDドライブ「OWC Envoy Pro EX Thunderbolt 3」も参考展示していました。
USB3.0接続で、SSDを1つ搭載した「OWC Envoy Pro EX」の上位モデルとなります。
AJA System Testのベンチマークで「Write:1469MB/s、Read 2062MB/s」という計測値が出ていました。
こちらは、価格や発売時期は不明となっています。