WWDC19:アルファチャンネルをサポートした動画フォーマット「HEVC with Alpha」を発表 #WWDC19
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Appleが、WWDC19において「HEVC Video with Alpha」を行い、その内容を公開しています。
これまでAppleプラットフォームのビデオフォーマットでアルファチャンネルをサポートしたのは「Apple ProRes 4444」でしたが、macOS Catalina、iOS 13、tvOS 13からは、新しい「HEVC with Alpha」のサポートが追加されます。
アルファチャンネルを持つことで、背景透過ムービーファイルとして扱えるため、ピクチャー・イン・ピクチャーの動画作成が行えるようになります。
HEVC with AlphaファイルをH.264ファイルなど別フォーマットに変換すると透過部分は白に変わるなどして失われます。
RGBチャンネルにアルファ値が乗算されていない、純粋な正しいカラー情報を持った「ストレート・アルファ」と、すでにRGBチャンネルにアルファ値が乗算されている「プリマルチプライド・アルファ」の両方がサポートされています。
なお、静止画では、HEIFに加えてHEIFSでもサポートされます。