Apple、最高に遊べるiPod touchでゲーム市場に進出?
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そこで行なわれたデモは、どれもゲームばかりで、製品サイトには「最高に遊べるiPod」のタイトルが前面に押し出されています。
林信行氏は、8月に行なわれた「チャレンジの先にはチャンスがある」の中で、iPhone/iPod touchアプリは、ゲーム端末としても魅力で、カートリッジに依存せず、無料のゲームが豊富にあると説明しています。
では、実際に、どんな大手ゲームソフトウェアメーカーが、iPhone/iPod touchアプリ市場に参入しているのか調べてみました。
・Namco Networks America Inc (バンダイナムコゲームス)
・Electronic Arts (エレクトロニック・アーツ)
・HUDSON SOFT (ハドソン)
・Gameloft S.A.(ゲームロフト)
・Sega America(セガ)
・SUNSOFT (サン電子)
・Atari Interactive
・RealNetworks
日本では購入できないメーカーとして下記も参入しています。
・Konami Digital Entertainment (コナミ)
・Capcom Interactive (カプコン)
このiPhone/iPod touchゲームアプリ市場に、スクウェア・エニックスも参入することを発表しています。
マーベラスエンターテイメント、コーエー、TAITOなどは参入していません。
調査段階レベルの企業もあれば、本格的にシェア獲得を目指す企業もあったりとバラバラですが、これだけのメーカーが参入しているのは、ビジネスチャンスはあると見ているのだと思います。
「どこで販売するか?」
ゲーム機の販売は、基本ゲーム売場だと思いますが、現在のiPodシリーズは、量販店等のAV・家電フロア内でiPodコーナー展開されてることが多く、そこで「最高に遊べるiPod」といくら唱ったとしても、ゲーム機としての認知度は上がらないでしょうし、量販店側も難色を示すに違いありません。
しかし、AV・家電売場が無い、おもちゃ販売店で、iPod touch (2nd generation)を展開するとしたらどうでしょうか?
とりあえず、取扱いを開始してもらい、什器を入れて、Apple Retail Storeのように自由に触れるように展示してみる。
そこには、市場特有の様々な問題と障壁が待ち構えているでしょうが、巨大なiPod市場をバックボーンに「CHALLENGE」するのであれば、たとえ失敗してもリスクとしては小さいと思えます。
Appleは、はっきりとゲーム市場に参入すると唱っていないことからして、ゆっくりと市場開拓を試みようとしているように感じます。
でも、きっと、それが今年度中に現実として知る時がやってきそうな気がします。