9to5Mac:次期iOS 13に搭載される機能に関する情報を掲載?
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
9to5Macの寄稿者で、Peixe Urbanoのエンジニアでもある、Guilherme Rambo氏が、Steven Troughton-Smith氏の協力を得て、OS開発に精通する人物からの次期iOS 13に関する情報を掲載しています。
iOS 13では、macOS Mojaveに実装されている外観モードの「ダークモード」が、設定の「画面表示と明るさ」に追加されるようです。
iOS 12でも、設定>一般>アクセシビリティ>ディスプレイ調整>色を反転でダークモード風に出来ますが、macOS Mojaveのように暗い色調による細かい調整が可能になるようです。
iOS 13のiPad用機能として、複数のウィンドウを持つことができるなど、多くの変更が加えられていて、各ウィンドウは最初は画面の一部に貼り付く仕様だが、ドラッグするジェスチャーで切り離すことができ、iOSのパネルをフローティング化することが可能なオープンソースプロジェクト「PanelKit」と同じように自由に移動できるカードになるようです。
このPanelKitを開発したベルギーのLouis D'hauwe氏は、2018年10月からAppleのXcodeエンジニアとして転職したことにより、PanelKitプロジェクトの更新および、PanelKitを実装したアプリ「Pixure」の配信を終了するなどしており、Steel Skiesが後のiTunesに実装されたCoverFlowとなったように、ベルギー在住のまま転職したことで、Louis D'hauwe氏のPanelKitが次期iOSに採用された可能性は高そうです。
アプリ操作中に実行した操作を取り消して、直前の状態に戻す「アンドゥ」は、現在のiOSでは、設定>一般>アクセシビリティ>シェイクで取り消しによる本体を振る方法しかありません。
iPadのような大きな本体の場合、効率的ではないと理由から、アクセシビリティのVoiceOverジェスチャー項目に近い、キーボードエリアを3本指で左右にスワイプすることでアンドゥが実現されているようです。
iOS 13のSafariは、必要に応じてiPad上でのデスクトップ用サイトを表示が自動化されるようです。
現状、YouTubeサイトをiPadのSafariで表示するとモバイルレイアウト表示になってしまい、アクションメニューからデスクトップ用サイトを表示を毎回選ぶ必要があります。
iOS 13ではフォント管理が大幅にアップグレードされ、新しいフォントをシステムに取り込むためにプロファイルをインストールする必要がなくなるようです。
設定に新しいフォント管理パネルが追加され、新しい標準のフォントピッカーコンポーネントが開発者向けに用意されており、フォントが欠落しているドキュメントを開いたときにシステムからユーザーに通知されるようになるようです。
メールアプリもスマート化され、本文の内容によって、マーケティング、購入、旅行、重要ではないなどのカテゴリにメッセージを整理し、自動的に振り分ける機能が追加されるようです。
また、Sparkなどのサードパーティ製メールアプリのように「後で読む」機能も追加されるようです。
Pages、Numbers、Keynoteアプリに追加された、一緒に共同制作をする人に参加を依頼して、参加者と共同作業ができる機能が、サードパーティ製ドキュメントアプリ向けに開発されていて、テーブルビューとコレクションビューで複数の項目を選択できるようにするための新しいジェスチャーも開発されているようです。
デベロッパーが、マルチタッチ機能の一つである「Split View」を使用する場合、左右の両側に異なるステータスバースタイル(明るいまたは暗い)を使用する機能も開発されているようです。
Adobe Photoshop MixとAdobe Photoshop FixをSplit View表示する場合などに役立ちそうです。
Hey Siriに関する精度の向上も行われていて、Google アシスタントのように、複数言語を設定し、選択した1つ目の言語で話しかけると、その言語で答えてくれるようになるようです。
再設計されたリマインダーアプリ、音量HUDの改善、アプリ内印刷コントロール機能なども含まれているようです。
iOS 13への希望的要素
iPad を横向きにすれば、Safari で Split View を使って、2 つの Web サイトを同時に見ることができます。
この同じアプリケーションで2画面表示できる機能を、ドキュメントアプリ系でも実現して欲しいです。
Microsoft Wordの資料文章を表示しながら、もう一つのMicrosoft Word画面で作業するといったことは、iPadだと出来ません。
日本語エンジンが、iOS 8からOS X Yosemiteと同じ日本語入力エンジン「JapaneseIM」に変わりました。
OS X El Capitanで搭載された「ライブ変換」は、iOS 10で実現される可能性があったにも関わらず、Aチップ処理性能の関係から見送られました。
A12X Bionicチップ搭載のiPad Pro(USB-C)、iPad Air (3rd generation)、iPad mini (5th Generation)であれば実装出来るのではないかと思います。
iOSの初期から実装されている中国語キーボードの手書き入力の日本語版も実現して欲しいです。
中国語と違い、漢字に加えて、ひらがな、カタカナの識別をする必要がありますが、単に1文字ずつ認識するのではなく、連続手書き入力に対応して欲しいです。