The Elec:iPhone 14はノッチ型FaceTimeカメラ、iPhone 14 Proはパンチホール型FaceTimeカメラに?
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The Elecは、Appleが2022年に発売するiPhone 14 Proシリーズは、同社初のパンチホール型カメラを採用したモデルになるようだと伝えています。
iPhone 14シリーズの6.06インチモデルと6.7インチモデルは、iPhone 13シリーズに搭載されているバージョンと同様にノッチを継続して搭載し、iPhone 14 Proシリーズの6.06インチモデルと6.7インチモデルは、ノッチの代わりにFaceTimeカメラ用の小さな穴が上部に開いており、全画面表示が可能のようです。
この技術がフルスクリーンでの没入感を提供するためには、穴の周囲のディスプレイ領域が他の領域との間で解像度と色を維持することが鍵となり、14 Proモデルの有機ELパネルには、低温多結晶酸化物(LTPO)薄膜トランジスタ(TFT)を適用する予定のようです。
このLTPO有機ELパネルは、Samsung Displayが単独で供給していて、iPhone 14 Proモデルに搭載される有機ELパネルについては、LG Displayも必要なパネルを供給することを目指しているようです。
LGディスプレイは現在、独自のホールディスプレイ技術とアンダーディスプレイカメラ技術を開発するロードマップを持っていて、後者は、自撮りカメラがオンのときだけ穴が表示され、オフのときは画面に戻る仕様のようです。
LG Displayは、Appleが承認すれば、独自のホールディスプレイLTPO OLEDパネルを供給することになます。
一方、レーザー機器メーカーのPhilopticsは今月初め、Samsung Displayとディスプレイ生産用機器の供給契約を結んだことを発表していて、この装置は、Samsung DisplayがiPhone 14シリーズに供給する予定のホールディスプレイパネルに使用されるレーザーシステムのためのものと考えられるそうです。
韓国のディスプレイパネルメーカーは、ホールディスプレイにHIAAと呼ぶホールインアクティブエリアと呼ばれるレーザーエッチング装置を使用していて、Philopticsはレーザー装置を、Wonik IPSは装置用のチャンバーを供給しているそうです。
一方、BOEは来年もAppleに低温多結晶シリコン(LTPS)TFT OLEDパネルのみを供給する予定で、中国のディスプレイパネルメーカーがiPhoneメーカーにLTPO TFT OLEDパネルの供給を開始するのは、早くても2023年になりそうだとしています。