Microsoft、Macworld 2010で「Microsoft Office 2010 for Mac」を発表?
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MicrosoftのMacBUは、昨年11月に「Microsoft Macintosh Business Unit (ManBU) ラウンドテーブル」を開催し、Office 2008 for Macのラインナップ変更に加えて、Outlook for Macを含む次期Microsoft Office 2010 for Macに関する製品の方向性について説明していますが、具体的な内容に関しては、明らかにしていませんでした。
現在、MicrosoftのMacBUチームは、2月9日からサンフランシスコのMoscone Centerにて開催される「Macworld 2010」において、現在開発中のMicrosoft Office 2010 for Macを発表する準備を進めているようです。
このMicrosoft Office 2010 for Macは、今年の6月(2010年度第4四半期)に発売が予定されてるWindows版の「Microsoft Office 2010」より遅れて、2011年度第2四半期中(10月〜12月)に発売される予定で、搭載される機能の多くはMicrosoft Office 2010と同等となり、且つMacらしい操作性が維持されているようです。
長らくOffice Macは、Windows版より機能先行していましたが、Excelに関しては、Microsoft Excel 2007の方が機能先行しているという逆転現象が起きていました。
Microsoft Excel 2010 for Macでは、Microsoft Excel 2007にある「条件付き書式」に加え、Microsoft Excel 2010の「スパークライン」も実装されているようです。
また、Microsoft Entourage 2008 for Macに変わり、新しく開発され投入される「Office for Mac」は、Microsoft Outlook 2010と同等の機能を実装し、データーの互換性を維持することで、相互Switchが可能となり、加えて、Time Machineへの完全対応を果たすべく、データベースエンジンが新規開発されたものが実装されるようです。
Microsoft PowerPoint 2010 for Macは、逆に、Microsoft PowerPoint 2008 for Macの機能にMicrosoft PowerPoint 2010が追いついた形になるため、それほど大きな変化は無いようですが、画面効果のプレビュー機能などが搭載されるようです。
アメリカ・ヨーロッパにおけるMacintoshのシェアは10%前後ですが、成長率は高く第5位に位置しています。
そのうちの多くが、WindowsからのSwitchユーザーで、Adobeのような操作性を統一したハイブリッドソフトウェアではない理由から、同じメーカーのソフトウェアなのに、操作性が異なる事への不満が、元Windowsユーザーから出ているようです。
MacBUチームは、この今までに無い状況を解決すべく、Microsoft 2010 for Macでは、従来のMacに最適化したGUIを維持しつつ、Windowsユーザーが抵抗を感じない操作性を考慮したインターフェイスになるようです。
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