Webブラウザベンチマーク「Speedometer 3.0」にSafariを最適化したらSafari 17.0とSafari 17.4比較で60%速度向上
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AppleのWebKitチームが「Optimizing WebKit & Safari for Speedometer 3.0」を公開しています。
2024年3月に、Apple、Google、Microsoft、Mozilla共同開発のWebブラウザーベンチマーク「Speedometer 3.0」が発表され、WebKit チームが Speedometer 3.0 ベンチマークに基づいて WebKit と Safari のパフォーマンスを最適化した方法を紹介しています。
ツールの改善、JavaScriptCoreの改善、DOMコードの改善、Safari の改善などを行った結果、Safari 17.0 と Safari 17.4 との比較で Speedometer 3.0 の総合スコアを約60%性能向上させることができたそうです。
個々の進歩は1%未満であることが多かったそうですが、時間が経つにつれてすべてが積み重なって大きな違いを生み出したと説明しています。
これらの最適化の一部は Speedometer 2.1 にも役立ったため、Safari 17.4 は Speedometer 2.1 上でも Safari 17.0 より約13%高速化されたとの結果が得られたそうです。