Apple「Safari 5」をリリース
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Appleが「Safari 5」の配布を開始すると発表しています。
サイト上の記事だけにハイライトして読む事が出来る「Safari Reader」や、検索サービスとして、Bingが選択出来るようになっています。
また、JavaScriptのパフォーマンスが、Safari 4よりも30%高速化され、Firefox 3.6よりも2倍高速で、12個以上のHTML5への機能強化がされているそうです。
・Safari リーダー:新しい“リーダー”アイコンをクリックすると、Web 上の記事が 1 ページに整理されて表示されます。
・パフォーマンスの向上:Safari 5 では、JavaScript の実行速度が Safari 4 と比較して最大 25% 向上しました。ページキャッシュおよび DNS プリフェッチの改善により、ブラウズ速度が向上しました。
・Bing 検索オプション:Safari の検索フィールドで、Google および Yahoo! に加えて、新たに追加された Bing 検索オプションを選択できます。
・HTML5 サポートの改善:多数の HTML5 新機能がサポートされました。これには、位置情報、HTML5 ビデオのフルスクリーン表示、HTML5 ビデオのクローズドキャプション、新規セクショニング要素(article、aside、footer、header、hgroup、nav、section)、HTML5 AJAX 履歴、EventSource、WebSocket、HTML5 draggable 属性、HTML5 フォーム検証、および HTML5 Ruby が含まれます。
・Safari 開発者用ツール:“Web インスペクタ”に新たに追加された“タイムライン”パネルには、Safari が Web サイトに対して実行した対話処理が示されるため、どの部分を最適化すればよいかを知ることができます。新しいキーボードショートカットを使うと、パネルをすばやく切り替えることができます。
その他の改善点は以下の通りです:
・さらに賢くなったアドレスフィールド:スマート・アドレス・フィールドにテキストを入力すると、履歴やブックマークに存在する Web ページの URL だけでなく、それらの Web ページのタイトルからも検索されるようになりました。
・タブ設定:新規 Web ページは、別個のウインドウではなく、自動的にタブに表示されます。
・Windows 向けハードウェアアクセラレーション: コンピュータのグラフィックプロセッサのパワーを使って、PC および Mac 上でメディアやエフェクトをスムーズに表示します。
・日付を使った履歴検索:全履歴検索に追加された日付インジケータに、Web ページを表示した日付が表示されます。
・“Top Sites”/“履歴”ボタン:各ビューの一番上に新しくボタンが追加され、Top Sites と全履歴検索を簡単に切り替えることができます。
・“プライベートブラウズ”アイコン:プライベートブラウズが入の場合、スマート・アドレス・フィールドに“プライベート”アイコンが表示されます。プライベートブラウズを切にするには、このアイコンをクリックします。
・DNS プリフェッチ:Web ページ上にあるリンクのアドレスを検索して、すばやく読み込むことができます。
・ページキャッシュの改善:キャッシュに追加できる Web ページの種類が増え、これらのページの読み込み速度が高速化されました。
・XSS オーディタ:クロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃で使用される、悪意があると思われるスクリプトをフィルタ処理できます。
・JavaScript サポートの改善:Safari では、JSON(JavaScript Object Notation)を使用する Web アプリケーションをより高速かつ安全に実行することができます。