Time Machineバックアップに対応した「Parallels Desktop 6 for Mac」を試す
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ラネクシーが、Macintosh用仮想化ソリューション「Parallels Desktop 6 for Mac」を販売していたので試してみました。
Windowsシステム「Windows 7 Home Premium」(32bit)を使って、以前の「Parallels Desktop 5 for Mac」とWindows エクスペリエンスのパフォーマンスチェックを行ってみました。
MacBook Pro (15-inch, Mid 2010)/2.66GHz Core i7/8GBメモリで、仮想システムへのメモリ割当は1GBで統一しています。
計測した結果、Parallels Desktop 5 for Macと、Parallels Desktop 6 for Macのスコア値は同一で違いは発生しませんでした。
Parallels Desktop 6 for Macは3Dパフォーマンスを強調しているのは、Windows エクスペリエンス値に差が発生しないからなのかもしれませんが、ファイルアクセス性能が向上しているようで、仮想システムの起動/終了性能は向上していると思います。
Parallels Desktop 6 for Macのメニューから、仮想マシン>構成をクリックし、オプション>バックアップを選択すると、Time Machineの項目が用意されています。
ここで、仮想マシンを含まないにチェックを入れ、SmartGuard「Time Machine 用に最適化」を選択してOKを押します。
注:これだけでは有効にならず、オプション>最適化にある、空き領域「仮想ディスクを自動的に圧縮するのチェックを外す」と、オプション>セキュリティにある、アンドゥディスク「無効」を選択する必要があります。
この機能は、仮想システムのディスクイメージに対して差分バックアップが可能になり、Time Machineで、毎回フルイメージバックアップ取得されることが無くなるそうです。
私は、この機能が一番嬉しい機能だと思います。
iPhone/iPod touch/iPad用リモートアプリ「Parallels Mobile」を利用して、遠隔操作をする設定項目が追加されています。
従来は、起動/停止しか利用することが出来なかったので、大幅に進化したと思います。
仮想マシン>構成をクリックし、オプション>共有を選択して、共有フォルダ「ホーム フォルダのみ」で、構成ボタンをクリックすると、ユーザーフォルダで共有出来るフォルダを個別指定することが出来るようになっています。
Parallels Desktop 5 for Macまでは、専用ツールを使用して、仮想ディスク容量を変更する必要がありましたが、Parallels Desktop 6 for Macでは、仮想マシン>構成をクリックし、ハードウェア>ハードディスクを選択することで、仮想ディスク容量を変更出来るようになっています。