エプソンのカラリオ付属ソフトウェア「EPSON Creativity Suite」を試す
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セイコーエプソンのColorioシリーズには、バンドルソフトとして「EPSON Creativity Suite」が付属しています。
それらがどんなソフトなのか試してみました。
・EPSON File Manager for X
サムネイル表示に対応したファイルビュワーソフトで、他のEPSON Creativity Suiteに含まれるソフトウェアを呼び出すランチャー機能も兼ねてるようです。ファイルの場所を示す表示が、Mac OS XらしくないWindows風のディレクトリ表示形式のため、かなり戸惑ってしまいました。
画像を選択して、Colorioシリーズの特定機種の用紙サイズに合った簡単印刷機能を持っています。
・EPSON Easy Photo Print for X
一見するとEPSON File Manager for Xに似ていますが、画像編集機能が搭載されていたりと搭載されている機能に違いがあります。
画像を拡大表示すると、画像に含まれるメタ情報も一緒に表示してくれます。また、ここで画像の回転なども行う事ができます。
用紙選択では、それぞれのColorioプリンタ特有の印刷設定に合わせた、用紙サイズと印刷用紙の種類を選択することが出来ます。これで印刷ズレやはみ出し、紙色に合わせたインク設定などを的確に行う事ができます。
レイアウト調整では、四辺フチなしで、印刷する画像のレイアウト枚数を選択することが出来ます。
ここで、画像補正ボタンを押すと、印刷直前データに対して印刷時のみ有効になる画像補正を行う事ができます。モノクロにしたり赤目補正なども行う事が出来ます。
・EPSON PRINT Image Framer Tool
Colorioシリーズは、予め用意したフレームデータと、印刷したい画像データを合成して印刷することが可能で、そのフレームデータを作成したり、MyEPSONのログインアカウントを利用して、インターネット上からフレームデータをダウンロードし、その中から好きなフレームデータを選択したりすることができるソフトウェアです。
Mac上で作業する場合は、EPSON PRINT Image Framer Toolで保存したPIFファイルを、EPSON Easy Photo Print for Xのレイアウト調整で、フレームテンプレートとして読込んで使用します。
・EPSON Multi-PrintQuicker
CD/DVD印刷、長尺印刷、名刺印刷、CD/DVDレーベル印刷などを豊富なテンプレートデータから選択したりしながら作成するソフトウェアです。
名刺印刷の場合、用紙サイズに対して、何枚分の名刺を印刷するのか選択したり、様々なテンプレートデザインからデザインを選択しながら名刺データ作成を行う事が出来ます。
名刺に印刷する個人データは、別に入力設定する事が可能で、ここで設定しておけば、名刺のテンプレートを変更した時に、個人データを毎回入力することなく反映されるようになります。
CD/DVD印刷に関しては、CD/DVD印刷に対応している機種が接続されている場合のみアクティブになります。テンプレートから選択するだけでなく、オリジナルCDの表面をスキャンしてコピー印刷する事も出来るようになっています。
あと、2008年に発売されたColorioシリーズの一部機種には、Mac OS X Leopardに対応した日本語OCRソフト「読んde!!ココ パーソナル for EPSON 4.07」もバンドルされています。(単体では販売されていません。)