米Parallels、OS X Lionの仮想環境運用にも対応した「Parallels Desktop 7 for Mac」を発表
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米Parallelsが、OS X Lionの仮想環境運用にも対応した「Parallels Desktop 7 for Mac」を79.99ドル(アップグレード49.99ドル)で9月6日から販売を開始すると発表しています。(動作環境、Mac OS X Leopard以上)
Windowsの仮想環境運用に加え、OS X Lion、OS X Lion Serverの仮想環境運用にも対応しています。
グラフィックパフォーマンスは 45%向上し、起動速度も60%向上しているそうです。
iPhone/iPadアプリ「Parallels Mobile」を利用することで、仮想環境上のMacの操作も可能だそうです。
更新情報
このバージョンの Parallels Desktop for Mac (build 7.0.14920) には、以下の新しい機能と、性能の向上が含まれます。
OS X Lion との互換性
- OS X Lion で導入されたフルスクリーンアプリケーションのサポート。
- Launchpad の統合: 選択した Windows プログラムを Launchpad に追加し、Windows フォルダを使って Launchpad から他の Windows プログラムにアクセスできます。
- Coherence モードで新しい Windows アプリケーションのウィンドウを開くときに OS X Lion スタイルのアニメーション。
- OS X Lion で導入された再開機能のサポート。
- OS X Lion の仮想マシン動作のサポート。
- OS X Lion を実行している Mac の復元パーティションを使用して、OS X Lion の仮想マシンが作成できます。
ユーザビリティ
新しい Parallels ウィザードを使用することで、Windows またはその他のオペレーティングシステムを実行する仮想マシンの作成とインポート、リモート PC からのデータの移行、Boot Camp の使用、Ubuntu、Fedora、または Crome OS ですぐに使用できる仮想マシンのダウンロードが可能です。
- Windows を Parallels ウィザードで購入し、そのままダウンロードできるようになりました (米国とカナダのみ)。
- Parallels Convenience Store では、Mac 用および Windows 用の便利なアプリケーションを簡単に購入できます。
- 新たにユーザが直観的に使用できるようなデザインに改良。
- Windows のインストール後、新規ユーザにも分かり易く Parallels Desktop の動作を説明する Coherence チュートリアルが起動します。
- Parallels Desktop のインストールには、使用可能なすべての言語が含まれます。Parallels Desktop のユーザインターフェイスは、自動的に Mac OS の言語で設定されます。
- Parallels Desktop ソフトウェアアップデートの自動インストールによって重要な問題改善や新機能を常に利用することができます。
- 簡略化されたゲスト OS のインストール手順。
- より分かりやすくなった Windows の Parallels Tools アップデート手順。
- 仮想マシンウィンドウのステータスバーを表示もしくは隠すオプションの追加。
- Spaces との統合が改善され、Coherence モードでは Windows プログラムを Spaces 間で動かせるようになりました。
- パスコードを使用して、リモート PC からお使いの Mac により簡単に Windows を転送できるようになりました。PC の IP アドレスや名前を確認する必要はありません。
- Mac スタイルの仮想マシン構成ダイアログにより、すべての変更が即時に適用されます。
- 3D ゲームは、Coherence モードで開始されると自動的にフルスクリーンに切り替わるようになりました。
- Ctrl + Alt + End キーの組み合わせが、[デバイス] > [キーボード] メニューに追加されました。
- [テンプレートに複製] および [テンプレートに変換] インターフェイスのデザインが変更され、わかりやすくなりました。
- Windows の実行中に SmartMouse モードを変更できるようになりました。
Parallels Mobile
- サウンドのサポートが強化され、音楽ファイルおよびオーディオファイルをお使いの Windows 仮想マシンからリモートで再生できるようになりました。
- モバイルデバイスと Windows の間でテキストのコピー&ペーストができるようになりました。
- Windows や、お使いの仮想マシンを操作しているかのように Mac と Mac アプリケーションを操作できます。
- ビデオのパフォーマンスが向上しました。
- Wi-Fi 接続が使用できる場合は、Parallels Mobile をお使いの Mac や Windows に接続できます。
- 外付けディスプレイおよびキーボードのサポートが強化されました。
統合
- iSight、FaceTime HD カメラ、および外付け Web カメラを Mac OS X と Windows で共有できるようになりました。
- 仮想プリンタの向上により、Mac OS X のプリンタが Windows でも自動的に使用できるようになりました。Mac OS X のデフォルトプリンタを変更すると、そのプリンタを使用している仮想マシンも変更した新しいプリンタを使用するように自動的に設定されます。
- 共有プロファイルの向上により、Windows のごみ箱を Mac OS X のゴミ箱にマップできるようになりました。
- Windows のキーボード配置が自動調整され、Mac OS X でも同様に動作します。
- 共有フォルダの内容は、どこから変更されても即時に更新されます。
- 応答しない Windows プログラムに対して Mac OS から強制終了コマンドを送信できるようになりました。
- Linux 仮想マシンでも Coherence モードが使用できるようになりました。
- 双方向の時刻同期を有効にすれば、Mac OS X とゲスト OS のいずれかで時刻設定すると、自動的にもう一方が同期されます。
- Mac OS X と共有される Windows ディスクおよびフォルダは、/Volumes にマウントされます。
パフォーマンス
- 完全な 64 ビットアプリケーション対応によるパフォーマンスの向上。
- 全体的なパフォーマンスの向上。
- 3D パフォーマンスの向上。
- ディスク I/O パフォーマンスの向上。
- 共有フォルダのパフォーマンスの向上。
- 印刷パフォーマンスの向上。
- サードパーティ仮想マシンの変換速度の向上。
- ゲーム体験の向上。より新しいゲームがサポートされます。
- ネットワークのスループットを向上させるジャンボフレームのサポート。
- AVX (Advanced Vector Extensions) 命令のサポートなど、ハードウェア仮想化の向上。
2 種類のビデオカードを持つ MacBook Pro で効果的な節電オプションによって、より長いバッテリライフを実現。
デバイス
- 1 つの仮想マシンに最大 1 GB のビデオメモリを割り当てます。
- WDDM (Windows Display Driver Model) 1.1 をサポートします。
- Windows 仮想マシンで 7.1 サラウンドサウンドを楽しめます。
- Windows でのサウンド性能は、再生デバイスについてはサンプルレートが最大 192 KHz、ビット深度が最大 24 ビットに、録音デバイスについてはそれぞれ 192 KHz と 16 ビットに向上しました。
- Windows がビジー状態のときのマウスポインタの移動がより正確になりました。
- Linux 仮想マシンで水平スクロールがサポートされます。
- Mac OS X システム環境設定で仮想ネットワークインターフェイスカードの表示が選択できます。
その他
- Acronis Online Backup の 90 日間無料サブスクリプション。
- Windows 用の Kaspersky Internet Security 2012 および Mac 用の Kaspersky Anti-Virus 2011 の 90 日間無料サブスクリプション (Parallels Desktop の新規ユーザのみ)。
- Live CD からの起動による仮想マシンの作成。
- Virtual Box 4 で作成された仮想マシンのインポート。
- ウィンドウ表示モード時の、仮想インジケータでの共有フォルダのビジー状態の表示。
- 追加のマウス (またはその他のポインティングデバイス) の USB 経由での仮想マシンへの直接接続。
システム要件
ハードウェア
- Intel Core 2 Duo、Core i3、Core i5、Core i7 または Xeon プロセッサを搭載した Mac コンピュータ。
- 最小 2 GB の RAM (Windows 7 を実行する場合は 4 GB を推奨)。
注意: それぞれ追加するオペレーティングシステム (およびそれらのプログラム) に必要なメモリに加え、Mac OS X とアプリケーションを同時に使用するには、さらに十分なメモリを用意する必要があります。
- Parallels Desktop のインストールのため、起動ボリュームに最低 700 MB の空き領域。
- Windows を利用するために 15 GB のディスク空き領域。
ソフトウェア
- Mac OS X Lion 10.7 以降、Mac OS X Snow Leopard 10.6.7 以降、または Mac OS X Leopard 10.5.8 以降。
- Mac OS X と同時に使用したい Windows インストールディスク、もしくはその他のオペレーティングシステムのインストールメディア。