ジャストシステムが、スマートな入力で仕事の効率を向上させる、日本語入力システム「ATOK 2013 for Mac」についての製品説明を受けてきました。

今回のバージョンから、500円/月で利用可能な「ATOK Passport ［プレミアム］」もMac環境で利用可能になっています。

変換精度の向上を高めることだけでなく、人の入力ミスを指摘する「修復項目表示」機能が追加されています。

この修復項目表示は、ひらがな部分に注目し、打ち間違いに対して、正しい入力候補を表示してくれます。

また、細切れ入力を行った場合、前の確定語句に対して後確定しようとする語句を比較して、前確定が間違っていることを指摘し修正してくれる「訂正候補表示」機能も追加されています。

ATOK 2013 for Macを使用した場合、正しい日本語変換というイメージから堅い文章になってしまうと思われがちですが、ATOKのモード切替なしで、TwitterやFacebookに投稿するのに向いた話し言葉変換も行う事が出来ます。

ATOK 2013 for Mac[プレミアム]だけに搭載される機能として、小学館の「デジタル大辞泉」が新搭載されています。

また「ジーニアス英和辞典 第4版」「ジーニアス和英辞典 第3版」「会社四季報 企業名変換辞書 2013年1集」も搭載されています。

ATOK 2013 for Mac[プレミアム]とATOK Passport ［プレミアム］ユーザーが利用出来る機能として「ATOKクラウド辞典サービス」が加わり、スーパー大辞林3.0、ウィズダム英和辞典 第3版、ウィズダム和英辞典 第2版、故事ことわざ・慣用句辞典 第二版、敬語のお辞典を利用出来ます。

この機能は、ローカル追加辞典の表示と同じく、入力中に「END」キーで検索表示されるウィンドウに表示されるため、特に意識することなく自然に利用することが出来ます。

なお、このATOKクラウド辞典サービスは、ATOK 環境設定の電子辞典検索タブの下に表示される「クラウド辞典検索の設定を開く」から辞典の使用/不使用を選択することが出来ます。

ATOK 2012 for Macの機能として搭載された、新しいキーワードを収集して配信する「ATOKキーワードExpress」や、MacとiPhoneで単語を共有することが可能な「ATOK Sync アドバンス」は、引き続き利用することが可能です。

ATOK 2012 for Macから採用されたUSBメモリ方式によるインストーラーも継続されていますが、USBメモリ自体のデザインが変わっています。

また、プログラムをWEBからダウンロードしてセットアップいただけるサービス「2WAYインストールも利用可能です。