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Adobe Camera Rawのポートレート写真における肌補正テクニック

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Adobe Camera Raw 8.1

Adobe Camera Raw 8.1

PHOTONEXT2013において、茂手木秀行氏が紹介した「Adobe Camera Raw」のポートレート写真における肌補正テクニックを紹介します。

なお、Adobe Camera RawはRAWファイルだけでなくJPEGやTIFFファイルも開くことが出来ます(テクノート参照

使用するのは「ディテール」で、シャープ項目のディテールは一番小さい細かい部分に効いてくるシャープネス機能で、半径は空間周波数と言って、高周波に効くシャープネスです。

ノイズ軽減は好感度のノイズを軽減してくれる機能だと思われがちですが、実は肌のトーンを綺麗にしてくれる機能だと説明していました。


ポートレートの目と眉毛の部分を拡大し、最初「輝度」を動かすと肌のトーンが柔らかくなります。

ただ、モニターで見てベストだと感じる部分はやり過ぎなので、その値を半分に減らします。


次に「ディテール」部分を少し下げ、眉毛とまつげがシャープだと、写真はきちんとシャープに見えるということを頭に入れ、一回「適用量」を150%にします。

その状態で「半径」を動かして、よりまつげがしっかり出るところを探します。


次に「適用量」を動かして丁度良いシャープの状態を探します。

ここでもモニターで丁度良いと感じる部分はやり過ぎなので、その値を半分に減らします。

これで肌が綺麗なトーンになり、またシャープがちゃんと出ている画像になります。


この後、基本補正で、適切なコントラストやハイライトを調整します。

Adobe Camera Rawは、この調整を一括適用することが出来るので、同じ撮影環境のポートレート写真に反映することが出来るので作業も楽なると紹介していました。




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