ソニック・ソルーションズ:Roxio Toast 10 Titanium Pro 英語版 製品説明会
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ソニック・ソルーションズにお願いして、Macintosh用CD/DVD/Blu-ray Discライティングソフトウエアの最新版「Toast 10 Titanium」に、プロフェッショナルなサードパーティソフトウェアがバンドルされた「Toast 10 Titanium Pro 英語版」の製品説明を行なってもらいました。
Toast 10 Titaniumそのものの機能は、Toast 9 Titaniumと比べて、大きく変わっているわけではありませんが、いくつかの新機能が搭載されています。
1つ目は、 HD ビデオをまとめてディスクに保存することが出来る「AVCHD アーカイブ機能」が追加されています。
これは、High-Def/Blu-ray Disc プラグインを必要とすることなく、AVCHDデータを、そのままの状態でディスクに保存する機能です。
メニュー等が作成されるわけではありませんが、保存しようとするAVCHDデータの容量に合わせて、DVD/Blu-rayディスクを複数枚要求するので、メディアの空き容量を計算する手間が省けます。
また、作成されたディスクは、DVD/Blu-rayプレイヤーで再生することが可能で、また、AVCHD アーカイブ作成時に、ユーザのムービーフォルダに低解像度のプレビューを保存してくれます。
Toast 10 Titaniumのメディアブラウザに「ウェブビデオ」という項目が追加され、YouTube、ニコニコ動画といったサイトをSafariで表示すると、このメディアブラウザにも表示されます。
ここでプラスボタンを押すと、Toast 10 Titaniumに読み込まれ、QuickTimeを使って好きなフォーマットに変換することができるようになっています。
なお、Safariのキャッシュデータを利用しているため、動画データを完全に読み込んでいないと、動画データが短くなってしまうそうで、また、ニコニコ動画の一部のフォーマットに対応していないそうです。
iTunes Storeでも販売されているオーディオブックファイルに関して、Toast 10 Titaniumでは、CD販売されているオーディオブックを、iPodでオーディオブックとして扱う事ができるチャプター付きのオーディオブックファイル変換機能が追加されています。
英語学習教材等のCDデータを、そのままiTunesに読み込ませるとバラバラの音楽ファイルとして読み込まれてしまいますが、このオーディオブックファイル変換機能を使って読み込ませれば、1つのファイルで、しかもチャプター付きとなるため、かなり便利になるような気がしました。
Toast 10 Titaniumでは、作成したDVDやVideo_TSフォルダにあるムービーデータの中から、部分的に選択して抜き出すことができるDVD抽出機能が追加されています。
変換>ビデオファイルを選択した状態で、ビデオデータをインポートすると、ビデオに詳細ボタンが新しく追加されているので、それを押すと、抽出編集ウィンドウが表示されるようになっています。
1つのビデオファイルから、複数部分の抽出、あるいは複数選択部分の削除が行なえますが、書き出されるムービーファイルは1本にまとまった形で書き出され、分割して書き出されないので注意が必要です。
バンドルソフトウェアの「CD Spin Doctor」がバージョン6になり、ストリーミングオーディオ録音が可能になっています。また、自動キャプチャとタグ付けで MP3 ライブラリを作成することができるようにもなっています。
BeLight Softwareのバックアップソフトの最新版「Get Backup 2 RE」がバンドルされています。
従来もバンドルされていましたが、新しいGet Backup 2 REでは、フォルダ単位、ファイル単位による同期が可能になっています。一方向同期あるいは双方向同期も可能になったことで、複数Macを所有している場合などでは、かなり便利なのではないかと思います。
FUJIWARASOFTWAREのディスクカタログソフトが、従来の4.2.Xから、カバーフロー表示機能が追加された「DiscCatalogMaker RE 5.5.x」に変わっています。
Toast 10 Titanium Pro 英語版には、さらに4つのソフトウェアがバンドルされています。
アビッドテクノロジー社エムオーディオ事業部が取り扱う、BIASのノイズ・リダクション・ソフトウエア「SoundSoap SE 2」は、QuickTime等の動画データを開き、「Learn Noise」ボタンをクリックするだけで、その中にあるオーディオトラックからノイズを除去し、ノイズの少ない動画データを再保存してくれる便利なソフトウェアです。
SmartSound Softwareのサウンドトラック自動作成ソフト「Sonicfire Pro 5」は、読み込んだQuickTimeムービーのオーディオトラックに、Sonicfire Pro 5のライブラリにある好きなサウンドトラックを追加することができます。
オリジナルのサウンドに追加する形で、サウンドトラック音量も、タイムライン上で細かく調整が可能なので、結構リッチなQuickTimeムービーを作成することができます。
Light CraftsのRAW現像ソフトウェア「LightZone」は、個々のグレーレベルに基づいて調整することができるグレーバランス調整機能「Zone Mapping」が搭載されていて、明るさの調整を行なう「Relight」機能よりも、カブリを無くすことができるようになっています。
iPhone/iPod touch用Roxio Streamer視聴アプリ「Streamer」を、App Storeにて無料配付を開始しています。
従来、Roxio Streamerは、iPhone Safariからアクセスすることで視聴が可能でしたが、接続する度にログイン入力が必要だったのですが、このiPhoneアプリを使えば、最初の1回だけログイン入力を行なえば、その後はすぐに視聴可能になるという仕組みです。
ただ、日本の無線LANルーターでは、フルポート開放といった状態にしないと使用することは出来ないと思います。実際に、私も色々な無線LANルーターで試してみましたが、視聴出来ませんでした。
Boinx Softwareのフォトスライドソフト「FotoMagico 2」に関しては、エントリー「フォトスライドソフト「FotoMagico 2」を試す」を参照して下さい。