ACD Systemsの画像管理ソフトウェア「ACDSee Pro for Mac」を試す
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
ACD Systemsが、画像管理ソフトウェア「ACDSee Pro for Mac」のベータ版を公開したと発表していたので試してみました。
同社は、Canvas 11などを販売していますが、前のバージョンのCanvas XのIntel Mac対応を行なわず、Mac版の製品は無くなっていたのですが、写真家向けワークフローソフト「ACDSee Pro 2 Photo Manager」のMac版を突然リリースしました。
このベータ版は、2日間だけ使用可能ですが、メール登録を行なうと、2010年2月19日まで使用可能になるシリアルコードを取得できます。
たった8.4MBほどのアプリケーションで、さっそくACDSee Pro for Macを起動すると、Macintoshの内蔵HDにあるRAWデータを含めた画像を読込み、サムネイル画像を作成表示してくれます。
iPhone 3Gが接続されていれば、iPhone 3G内の写真ライブラリへもアクセスすることが可能になっています。
これが、Finderより高速に行なわれます。今まであった画像管理ソフトウェアと比べて、最速の部類に入るのではないかと思います。
サムネイル取得出来ないファイルであっても、アプリケーションアイコンや、テキストファイルなど、あらゆるファイルのアイコンが表示されます。
これは、Adobe Bridge CS4と同様の機能ですが、やたらと速いので驚きます。
画像をクリックすると、瞬時にフィルムストリップモードに切り替ります。
画面フルサイズ表示などにも対応していて、画面左上の早送り/巻戻しボタンをクリックすることで、画像を切換えることができます。
ACDSee Pro for Macは、膨大な画像データの中から、画像を選ぶことに主眼が置かれていて、画像編集機能などは搭載されていません。
その代わり、複数画像を選択した状態で、ファイルネームの変更、画像サイズの変更、ファイルフォーマット変換の3つのバッチ処理を行なうことが出来ます。
複数の画像を選択し、プリントを選ぶと、コンタクトシート作成画面が表示されます。
Aperture 2や、Adobe Photoshop Lightroom 2などのコンタクトシート作成機能レベルと比べると簡素ですが、素早く作成出来るという点がポイントだと思います。
画像ファイルへにキャプションやキーワードの割当ても簡単に行なうことが出来ますが、検索する機能が見当たりません。
まだ実装されていないのかもしれませんが、絞り込みは現状では出来ない感じです。