コーレル、Mac仮想化ソリューションの最新版「Parallels Desktop 17 for Mac」をリリース
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コーレルが、Mac仮想化ソリューションの最新版「Parallels Desktop 17 for Mac」をリリースしています。
Intel Macの場合、macOS High Sierra 10.13.6 以降に対応し、AppleシリコンチップMacの場合、macOS Big Sur 11.1以降に対応しています。
Universal Binary導入により、Parallels Desktop 17 for Mac Business Editionのユーザーは、Intel Macおよび、AppleシリコンMacのMac向け共通パッケージが作成可能になっています。
Parallels ビジネスアカウントの構成プロファイルを活用することで、Windows仮想マシンイメージが配信可能になります。
Parallels Desktop 17 for Macでは、Intel Macの場合、x86_32およびx86_64 OSがサポートされますが、AppleシリコンチップMacの場合、ARM64 OSがサポート対象となります。
M1Macの場合、現時点で「Windows 10 on ARM Insider Preview」がインストール可能ですが、これが正式版になった時点で単体販売されるかどうかは分っていません。
Parallels Desktop 17 for MacをAppleシリコンMacで使用する場合、ゲストOSはARM64 OSが必要ですが、Windows 10 on ARMを起動したシステム内では、32ビットx86アプリも利用することが可能です。
Parallels Desktop 17 for Macは、WindowsおよびLinuxのレジュームが最大38%高速化、OpenGLのグラフィックス性能が最大6倍高速化、2Dグラフィックス性能が最大25%高速化しているそうです。
AppleシリコンMac上でのDirectX 11のグラフィックス性能が最大28%高速化しているそうです。
MacBook Air (M1, 2020)/16GBで、Parallels Desktop 16.5.1 for MacとParallels Desktop 17 for Mac上で動作するWindows 10 on ARM上で、Geekbench 5.4.1 for Windowsを使用して「CPUベンチマーク計測」を行ってみました。
結果は、CPU処理性能に関しては同等レベルとなっています。
Coherenceモードに関して、従来はWindows 10を終了する場合など画面全体が占有されていたのが、Parallels Desktop 17 for Macから「ウィンドウ」表示が可能になっています。
Parallels Desktop 17 for Macから、Mac と Windows アプリケーションの間で任意のテキストや画像をやり取りできるようになっています。
例えば、Windows アプリケーションと macOS Monterey の Quick Note (利用可能な場合) の間などで利用可能になります。