NCH Softwareが開発する音声編集ソフト「WavePad for Mac」を試してみました。

Mac OS用の音声録音・編集ソフトウェアで、音声や音楽、ボイスなどをクリアな音質で簡単に録音し思い通りに切り貼りできます。

また、エフェクトの挿入やノイズの除去などパワフルなツールも簡単に使えるのでハイクオリティな音声作品が誰でも簡単に作れます。

WavePad for Mac自体で録音することが可能で、6～192kHzのサンプルレート、ステレオ/モノラル、8、16、24、32ビットに収録およびオーディオ編集に対応しています。

録音デバイスの設定、モニター出力の設定なども変更可能です。

録音では、無音部分を自動的にトリミングすることなども可能です。

録音したオーディオファイルはリアルタイムに波形表示が行われます。

波型画面をズームイン/ズームアウトして詳細な波形編集が可能です。

音声のコピーや切り貼り、削除、無音部分の追加なども直感的に行えます。

編集のクリーンアップにある「ノイズ除去ウィザード」から、古い録音などの低音質の音声、ノイズが入った小さい音声、クリック音や音声信号の急変、ポップ音、ハム音、バックグラウンドの交通騒音などからノイズのタイプを選択して、実行することで自動的にノイズ除去作業を行ってくれます。

音声を部分選択して、放送禁止用語などに自主規制音（ピー音）をかぶせることが可能です。

また、部分的に無音にしたり、無音部分を除去することも可能です。

エFイェクトで、選択した音声部分に対して「ボイスチェンジ」エフェクト編集することが可能です。

ピッチ変更、半音、セント編集など細かく設定することが可能で、その編集パラメーターをプリセットとして保存することも可能です。

サラウンドサウド編集機能を使うと、複数の音声トラックをミックスしてサラウンドサウンドの音声を作成することができます。

サラウンドサウンド編集は5.1または7.1の標準的なスピーカーレイアウトに対応しています。

また、2Dスピーカーレイアウトに対応するよう設定することも可能です。

WavePad出力フォーマットが豊富で、Wav、Mp3、Vox / Raw、Mpc、Ape、Spx、Aif / Aiff / Aifc、Au、FLAC、AAC / M4A / MP4、DCT、Ogg、AMR、Wmaに加え、RSSプレイリスト、M3Uプレイリスト、PLSプレイリスト、WPLプレイリスト出力などにも対応しています。