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MakeMusic、楽譜作成ソフト「finale」の開発終了を発表、35年の歴史に幕

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finale

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MakeMusicが、楽譜作成ソフト「finale」の開発を終了したと発表しています。

finaleやその関連ツール (PrintMusic、Notepad、Songwriter) は今後アップデートされないそうです。

35年前、Coda Music Technologies (現在の MakeMusic) は、画期的でユーザー中心のアプローチを採用した楽譜作成ソフトウェア「finale」の最初のバージョンをリリースしました。40 年以上にわたり、同社のエンジニアと製品チームは、すぐに楽譜作成のゴールド スタンダードとなるソフトウェアを情熱的に作り上げてきました。

ソフトウェア業界では、40年というのは非常に長い期間です。テクノロジー スタックは変化し、Mac と Windows のオペレーティング システムは進化し、finale のコード行は数百万行に上ります。そのため、時間の経過とともに付加価値を提供することが飛躍的に難しくなっています。

今日、finale はもはや楽譜作成業界の未来ではありません。35年を経ての現実であり、私はこのことを率直に認めたいと思います。ユーザーにわずかな価値しか提供しない finale の新バージョンをリリースする代わりに、私たちは finale の開発を終了することを決定しましたと説明しています。

楽譜作成業界には新たな未来があり、それは、Cubase の開発元でありヤマハの子会社でもある Steinberg が開発した「Dorico」で、Finale ユーザーが利用可能な最も高度で効率的なツールを引き続き利用できるようにするために、MakeMusic は Steinberg と提携して Dorico Pro の特別割引を提供するそうです。


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