Parallels Desktop 20 for MacをMacBook Pro/M4 Proで使用した場合の実用度をチェック
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Alludoが開発販売するMac仮想化ソリューション「Parallels Desktop 20 for Mac」を、MacBook Pro (16-inch, 2024)/M4 Pro 14Core CPU/20Core GPU/48GB/2TB SSDで使用した場合の実用度を検証してみました。
Parallels Desktop 20 for Macは、ARM版Windows 11 Proのインストールが可能です。
Parallels Desktop 20 for MacのCPUおよびメモリは、手動設定で「プロセッサ:12コア」「メモリ:16GB」に設定しました。
メモリの割り当てはCopilot+ PC最小システム要件と同じです。
MacBook Pro (16-inch, 2024)/M4 ProとMacBook Pro (14-inch, M3 Pro or M3 Max, Nov 2023)/M3 Maxで、Parallels Desktop for Mac環境でのGeekbench 6でCPUベンチマーク計測比較を行ってみました。
M3 Maxと比べて、M4 ProのMulti-Core Scoreは218%アップという結果でした。
Parallels Desktop for Mac 20 for Mac/M4 Pro環境の場合、CPU Multi-Core Score性能的には、DellのゲーミングデスクトップPC「Alienware Alienware Aurora R16」などに採用(2023年8月発売モデル)された「第14世代 Intel Core i9-14900KF」相当の性能が得られるようです。
ただ、Single Core性能は15%ほどM4 Pro環境の方が速いです。
今度は、GPU性能を「3DMark Fire Strike benchmarks」を使用して計測してみました。
計測結果は「SCORE 9124」という結果でした。
このスコアは、レノボ・ジャパンのゲーミングノートPC「Lenovo IdeaPad Gaming 350」などに採用されていた「NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti」相当の性能になります。
Mac版が提供されていないソフトウェアとして、簡単動画エディター「Microsoft Clipchamp」があります。
こちらをインストールしてテストしたところ、問題なく動作する上に、快適な動作が得られました。
ゲームソフトウェアの動作テストとして、Valveの対テロ特殊部隊とテロリストとの戦いをテーマにした対戦FPSゲームソフトウェア「Counter-Strike 2(Steam版)」を試してみました。
MacBook Pro (16-inch, 2024)/M4 Pro環境では、なんとかゲームプレイすることが可能でした。
Parallels Desktop 20 for MacはDirectX 11.1までのサポートのため、遊べるゲームタイトルが限られますが、起動可能なゲームであればWindowsゲームPC並の性能で遊べると思います。